Contents
虫八幡:御所八幡宮(ごしょはちまんぐう)
神社周辺

御所八幡宮は御池通の前にあります。奉納された提灯が並んでいました。
周辺にはオフィスビルがやホテルが建ち並ぶビジネス街の中です。
由緒
この地にあった三条坊門万里小路邸に住んでいた中院家(なかのいんけ)が祀っていた、
石清水八幡宮より勧請した若宮社がもとになります。
弘安元年(1278年)に二条内裏が焼失すると、
後宇多天皇が中院通成(なかのいんみちなり)邸を仮の御所として行幸されました。
このことから邸にあった社は、邸が御所になったことから、御所八幡宮と呼ばれました。
南北朝時代に室町幕府初代将軍の足利尊氏によって、
自らの邸内の屋敷神として八幡神を勧請し、御所八幡宮を再興しました。
あるいは貞治六年(1367年)に足利尊氏が弟の足利直義の屋敷である、
三条坊門殿の跡地に八幡神を勧請して再興したともいわれます。
もともとは御池堺町の西南角の御所八幡町にありましたが、
太平洋戦争中の昭和二十年(1945年)3月から始まった御池通の強制疎開の際に、
南西側の現在地に移転しました。

社殿

安産や幼児の守り神として有名で、子どもの「かんの虫封じ」として、
左京区上高野の三宅八幡宮とならんで『虫八幡』と呼ばれています。

境内摂社

左側から天満宮社、三社合殿(金毘羅・大宮比賣社・猿田彦社)、
初音稲荷社が祀られています。
御所八幡宮のご朱印
平成十八年拝受:ご朱印

神社情報
- 住所:京都府京都市中京区御池通高倉東入亀甲屋町594-1
- アクセス:京都市営地下鉄烏丸線御池駅徒歩約3分
ご覧頂きましてありがとうございます。