京都府京都市左京区:一乗寺下り松:京都一乗寺の氏神様:八大神社のご朱印

剣聖・宮本武蔵ゆかりの社:八大神社(はちだいじんじゃ)

一乗寺下り松(さがりまつ)

八大神社一の鳥居のそばに、『宮本・吉岡決闘の地』と書かれた石碑のある、
『一乗寺下り松(さがりまつ)』があります。
近江から比叡山を経て京に通じる平安時代からの交通の要衝で、
この松は古くから旅人の目印として植え継がれ、現在は五代目に当たります。

江戸時代はじめ、この地剣客・宮本武蔵吉岡一門数十人決闘を行った伝説が有名で、
八大神社境内には、決闘を見下ろしたという初代の古株保存されています。

下り松古木

境内に初代の古木保存されています。

宮本武蔵像

宮本武蔵は、吉岡一門決闘に向かう途中、八大神社神頼みをすることを思い立ったが、
神仏に頼ろうとした自分の弱さに気づき、途中でやめたという伝説があります。

作家・吉川英治随筆石碑もありました。
宮本武蔵が記した『独行道』に『我れ神仏を尊んで神仏を恃まず』という言葉があります。

由緒

永仁二年(1294年)一乗寺産土神として八大天王勧請されました。

祇園八坂神社御同神を祀り、北天王(北の祇園社)とも称され、
京の表鬼門に位置しています。

由緒書の前には、様々な種類のご朱印の案内がありました。

一の鳥居

二の鳥居

社殿

現在の本殿は、大正十五年造営されました。

御神木・樅(もみ)

樹齢は不明だそうですが、数百年は生きる大木です。

山茶花(さざんか)

参集殿の横には山茶花(さざんか)があります。

八大神社のご朱印

平成十八年拝受:ご朱印

令和七年拝受:月替わりご朱印(卯月詣)

令和七年拝受:例大祭ご朱印

神社情報

叡山電車一乗寺駅

八大神社へは叡山電車一乗寺駅より向かいました。
平安時代にあった一乗寺という地名の由来ですが、
お寺自体南北朝の動乱で廃絶となったそうです。

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