栃木県日光市:世界遺産日光の社寺:日光二荒山神社のご朱印

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下野国一の宮:日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)

由緒

下野国の僧である勝道上人(しょうどうしょうにん)が修行の場を求め、
天平神護二年(766年)紫雲立寺(現在の四本龍寺の前身)を建てたことから始まります。

二荒山神社神護景雲元年(767年)二荒山(男体山)神を祀る祠を建てたことに始まります。
現在の本宮神社にあたります。

その後二荒山の神を少し離れた地に移し
本宮神社には新たに御子神である太郎山の神を祀りました。

現在の本社と本宮神社瀧尾神社を総じて日光三社と呼ばれます。

社殿(国指定重要文化財)

現在の本殿元和五年(1619年)徳川秀忠により再建されました。

拝殿の奥にかすかに本殿が見えます。

現在の拝殿は正保二年(1645年)に建立されました。

神橋(しんきょう)(国指定重要文化財)

大谷川(だいやがわ)に架かる朱塗りの橋神橋です。

江戸時代将軍日光例幣使山伏しか渡れませんでした。

大同三年(808年)に勅を受けた下野国司橘利遠山崎太夫長兵衛に架けさせ、
以後十六年に一度架け替えたとされます。

現在の橋は明治三十七年(1904年)の再建です。

昭和四十八年(1973年)に一般公開されました。
平成九年(1997年)から大改修がはじまり、
平成十七年(2005年)に完了しました。

神橋のそば本宮神社向かう参道があります。

大鳥居(国指定重要文化財)

輪王寺常行堂の側に大鳥居があります。

大鳥居から見た輪王寺常行堂です。

神門

神門の先が社殿となります。
昭和五十二年(1977年)勝道上人男体山登頂千二百年を記念して、
造られました。

境内

社殿の周りは杉などの大木に囲まれ、自然豊かです。

御神木には縁結びのご利益があるそうです。

神楽殿

神楽殿の前の狛犬は、ライオン像となっています。
飛鳥時代の当初の獅子の形を彫ったものだそうです。

楼門

日光東照宮からの参道を歩くと最初に楼門があります。

楼門勝道上人男体山登頂千二百年を記念して、
昭和五十三年(1978年)造られました。

明治時代になって中禅寺湖魚が放流されてから、
魚が住むようになったそうです。

唐銅鳥居(からかねとりい)(国指定重要文化財)

楼門をくぐると唐銅鳥居があります。
柱の下には仏教において観音菩薩が乗る蓮の文様が施されており、
神仏習合の名残があります。

寛政十一年(1799年)に創建されました。

酒樽

境内には栃木県酒造組合より献備(けんぴ)された酒樽があります。

霊水『酒の泉』を種水として醸造された水です。
神苑内の『二荒霊泉』にて秋に祈醸祭が執行されます。

日光二荒山神社のご朱印

平成二十一年拝受:神橋:ご朱印

平成二十八年拝受:神橋:ご朱印

神橋ご朱印神橋の社務所にて頂きました。

平成二十一年拝受:日光二荒山神社:ご朱印

平成二十八年拝受:日光二荒山神社:良縁詣ご朱印

令和三年拝受:日光二荒山神社:ご朱印

平成二十一年拝受:瀧尾神社:ご朱印

平成二十八年拝受:瀧尾神社:ご朱印

滝尾神社は二荒山神社より約二十五分歩いたところにあります。

平成二十一年拝受:本宮神社:ご朱印

平成二十八年拝受:本宮神社:ご朱印

本宮神社神橋側に参道があります。

平成二十一年拝受:日枝神社:ご朱印

平成二十八年拝受:日枝神社:ご朱印

平成二十一年拝受:日光大国殿:ご朱印

平成二十八年拝受:日光大国殿:ご朱印

平成二十一年拝受:朋友神社(みともじんじゃ):ご朱印

平成二十八年拝受:朋友神社(みともじんじゃ):ご朱印

日枝神社大国殿朋友神社神苑内にあります。

平成二十一年拝受:北野神社:ご朱印

平成二十八年拝受:北野神社:ご朱印

若子神社(じゃっこじんじゃ):ご朱印

寂光ノ滝へ向かう山道の石鳥居をくぐり、石段を登りつめた高台にあります。

瀧尾稲荷神社:ご朱印

滝尾神社の奥にあります。

二荒山大神:ご朱印

御祭神のご朱印です。

滝尾高徳水神社:ご朱印

奈良県吉野郡東吉野村『丹生川上神社』御分霊です。

神社情報

  • 住所:栃木県日光市山内2307
  • アクセス:JR日光線日光駅・東武日光駅下車バス停『西参道』下車
  • HP:http://www.futarasan.jp/

日光二荒山神社周辺

日光金谷(かなや)ホテル

神橋の側には有名な日光金谷ホテルがあります。

明治六年(1873年)日光東照宮雅楽師をしていた金谷善一郎が、
自宅の一部を外国人の方向けの宿泊施設、
『金谷カッテージ・イン』を開業したのがはじまりといわれています。

明治二十六年(1893年)現在地に二階建ての洋室三十室の、
『金谷ホテル』として営業が開始されました。

大谷川からは別館を見ることができます。かなり高い場所にあります。

ランチのカレーを頂きました(平成二十八年)

別館久米権九郎の設計による和風建築となっています。

玄関や廊下など歴史のある作りになっています。
数多くの歴史上の人物がこの玄関や廊下を歩いたのでしょうか。

板垣退助像

金谷ホテルの入口の坂の下に板垣退助像があります。

明治元年(1868年)戊辰戦争では新政府軍の将として、
日光廟に立て籠もる旧幕府軍の大鳥圭介らを説得し、
日光の社寺兵火から守りました。

その遺徳を讃え、昭和四年に建設されましたが、太平洋戦争中に徴収されたため、
現在の像昭和四十二年に再建されました。

板垣退助の墓所品川神社の裏にあります。

JR日光駅駅舎

現在日光駅駅舎は大正元年(1912年)に落成しました。
関東の駅百選に選定されています。

ご覧頂きましてありがとうございます。