埼玉県秩父市:知知夫の国一の宮:秩父神社のご朱印

全国東照宮めぐり:秩父三社:知知夫国総鎮守:秩父神社(ちちぶじんじゃ)

全国東照宮めぐり

全国東照宮めぐり

昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。

全国東照宮めぐり:御朱印帳

御朱印帳日光東照宮で頂きました。

秩父三社

秩父三社

寶登山神社(ほどさんじんじゃ):秩父郡長瀞町
三峯神社(みつみねじんじゃ):秩父市
秩父神社(ちちぶじんじゃ):秩父市

また旧国名知知夫(秩父)の国の一の宮となっています。

由緒

第十代崇神天皇御代に、
知知夫国初代国造に任ぜられた知知夫彦命が、
祖神である八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)をお祀りしたことに始まり、
知知夫国総鎮守として現在に至ります。

御祭神

御祭神

八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) : 北辰妙見
秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう): 昭和天皇弟宮

秩父宮雍仁親王昭和二十八年合祀されました。
スポーツの宮様』として広く国民に親しまれました。

社殿

社殿永禄十二年(1569年)武田信玄の侵攻により焼失したものを、
天正二十年(1592年)に関東へ入国した徳川家康寄進により、
再建されました。

本殿幣殿拝殿の三棟からなる権現造です。

神門

秩父御柱

境内の諏訪社も信州諏訪大社に倣い、『建御柱』を執行しています。

乳銀杏(ちちいちょう)

昭和八年夏秩父宮両殿下がお手植えされた銀杏です。
その形から乳銀杏と呼ばれています。

垂れ下がっている部分はデンプンが蓄積されているそうです。

柞の森(ははそのもり)

鎮守の森は古くから『柞の森(ははそのもり)』と呼ばれています。

柞はクヌギミズナラなどの総称だそうです。

秩父神社のご朱印

平成二十五年拝受:ご朱印

令和三年拝受:ご朱印

神社情報

秩父神社社殿にある左甚五郎の彫刻

左甚五郎は江戸時代初期に活躍した、
伝説的な彫刻職人です。

日光東照宮の眠り猫などが代表的な作品がたくさんあります。

子宝子育ての虎

母虎があえて豹として描かれているのが、特徴です。

徳川家康が『寅の年、寅の日、寅の刻生まれという事で、
それにちなんで社殿の四面にわたって寅にちなんだ彫刻が施されています。

北辰の梟

体は正面の社殿を向き、
頭は正反対の北を向き御祭神を昼夜お守りしています。

つなぎの龍

その昔秩父札所十五番少林寺の近くにあった、
天ヶ池』に棲みついていた龍が暴れた際は、
必ずこの彫刻の下に水たまりができていたことから、
この彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、
龍は現れなくなったという伝説があります。

神社の東北(裏鬼門)を守護しています。

お元気三猿

令和三年(2021年)二月の段階では修復中でした。

修復前の写真が飾られていました。

日光東照宮の『見ざる・聞かざる・言わざる』とは異なり、
よく見・よく聞いて・よく話そう』という事で、
お元気三猿と呼ばれています。

ご覧頂きましてありがとうございます。