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火伏せの大黒天:原町経王寺(きょうおうじ)
新宿山ノ手七福神めぐり
新宿山ノ手七福神めぐり
由緒
慶長三年(1598年)に武蔵国豊島郡市ヶ谷田町に尊重院日静を開山に、
日法作とされる大黒天像を身延山久遠寺から移して創建されました。
明暦の大火に伴う江戸拡張のため、市ヶ谷川田久保町に移転します。
享保十年(1725年)に火災で堂宇を焼失しますが、
享保十四年(1729年)頃までに堂宇が再建されました。
大黒堂
新宿山ノ手七福神めぐりの大黒天が祀られています。
何度も火災に遭いながら焼け残ったので、『火伏せの大黒天』と呼ばれています。
本堂
畳屋太兵衛の墓
経王寺の檀家である畳屋太兵衛の墓です。畳屋太兵衛は熱心な日蓮宗徒で、
天保十二年(1841年)の感応寺破却事件の後、再建を直訴しますが嘆願が聞き入れられず、
文久三年(1863年)に経王寺で畳庖丁を使い自害したそうです。
経王寺のご朱印
新宿山ノ手七福神めぐり・大黒天:ご朱印
寺院情報
- 住所:東京都新宿区原町1-14
- アクセス:都営大江戸線牛込柳町駅徒歩約1分
ご覧頂きましてありがとうございます。
昭和初期に創設されたと伝えられています。
徒歩で約7キロのコースになります。
布袋尊:太宗寺
恵比須神:稲荷鬼王神社
福禄寿:永福寺
弁財天:抜弁天厳嶋神社 ※元旦から七日までの期間以外は西向天神社で授与されます。
寿老人:法善寺
大黒天:原町経王寺
毘沙門天:神楽坂善國寺
ご朱印は通年頂く事ができます。