酒造の守護神・木花開耶姫(このはなさくやひめ):甲斐一宮浅間神社(あさまじんじゃ)
御神酒(おみき)としてワインを奉納
一般的には御神酒として日本酒が奉納されますが、一宮浅間神社では、
昭和四十年(1965年)から、山梨県で産出されたワインが奉納されているそうです。
由緒
垂仁天皇八年の正月初めに神山の麓で創建されました(現在の山宮神社)
貞観七年(865年)に現在地に遷座されました。
平安時代末期より甲斐国一の宮とされたそうです。
一の鳥居
国道二十号線沿いに一の鳥居があります。
社標と二の鳥居
二の鳥居の前には、日露戦役記念碑がありました。
随神門
左右に神像が安置されていました。
令和五年参拝時:大絵馬
社殿
拝殿は江戸時代の寛文十二年(1672年)に造営されました。
女神の井戸
境内数カ所の古井戸が枯れてしまったことから、御鎮座千百五十年記念事業として、
七十メートル掘削し、女神の井戸と命名されました。
井戸水を受ける石の手水鉢は、享保十九年(1735年)に奉納されたものを移築して、
使用されています。盥板(たらいばん)と呼ばれています。
三条実美歌碑
神楽殿
明治三十六年(1903年)に建立されました。年に数回神楽が上演されるそうです。
両部鳥居
元々参道入口にあったものが移築されました。
一宮浅間神社の文化財案内
浅間神社所蔵の太刀案内
国指定重要文化財:紺紙金泥般若心経(こんしこんでいはんにゃしんぎょう)・案内
後奈良天皇自筆による、紺色の料紙に金泥(金字)で写経を行った般若心経が、
奉納されています。天文十九年(1550年)に国主である武田信玄(晴信)に渡された後、
改めて甲斐一宮浅間神社に奉納されたそうです。
現存するのは甲斐を含め、三河・周防・肥後・越後・伊豆・安房の七か国だそうです。
山宮神社遥拝所
摂社である山宮神社は、神社から東南約二キロ、神山の麓に鎮座しています。
遥拝所は平成二十六年に御屋根替工事の時に仮殿として使用されたものです。
山宮神社本殿は国の重要文化財に指定されています。
護国社
昭和四十年代に建立されました。
大黒天
一宮浅間神社のご朱印
平成二十年拝受:ご朱印
令和五年拝受:ご朱印
令和五年拝受:夏詣・ご朱印
令和五年拝受:摂社山宮神社・ご朱印
神社情報
- 住所:山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
- アクセス:JR山梨市駅よりタクシーで約10分・中央自動車道勝沼インターより車で5分
- HP:https://asamajinja.jp/
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