長尾為景(ながおためかげ)塚
富山県砺波市に、上杉謙信の実父である長尾為景のものとされる塚があります。
長尾為景(ながおためかげ)
長尾為景(ながおためかげ)
『越登賀三州志』には、天文十四年(1542年)4月11日に増山城攻めで討死したと、
書かれています。

長尾為景の塚・遠景

周囲を田んぼに囲まれた中で、桜の木の下にひっそりとたたずんでいました。
長尾為景の塚

越後守護代の長尾氏は、能景(よしかげ)・為景・景虎(上杉謙信)の三代に渡って、
越中の一向一揆や神保氏討伐のため、何度か越中に侵攻しました。

近くには増山城跡もあります。

長尾為景の塚情報
- 住所:富山県砺波市頼成新84
- アクセス:北陸自動車道砺波ICより車で約15分
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長尾為景は越後長尾家七代当主で、越後守護代です。上杉謙信の実父で、
米沢藩初代藩主の上杉景勝は外孫にあたります。
隠居間もない天文五年(1537年)に越後春日山城で死去し、林泉寺に墓所がありますが、
富山県砺波市にも長尾塚と呼ばれる墓所があります。