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越中一の宮射水神社・元鎮座地:二上射水神社(ふたがみいみずじんじゃ)
由緒
高岡古城公園内にある越中一の宮の射水神社は、かつて二上山麓の現在地にあり、
霊山である二上山を祀る社でした。江戸時代には加賀藩の祈祷所となりました。
その後射水神社は、明治八年(1875年)に高岡城本丸跡へ遷座しました。
しかし二上村の氏子の反対があり、二上山麓の旧社地に射水神社の分社として、
二上射水神社が残されました。
鳥居

参道

社殿

社殿は寛政五年(1793年)に再建されたといわれています。

国指定重要文化財:男神坐像

重要文化財の木造男神坐像は、二上射水神社の御神体で、欅材の一本造りです。
像高は121センチで、全国でも最大級です。

平安時代の制作と考えられます。毎年4月23日の春季祭礼時(二上射水神社の築山行事)の際、公開されます。
築山収蔵庫

築山行事は二上射水神社の春季例大祭として行われます。
境内の三本杉と呼ばれる大杉の前に、幅約7.2メートル、奥行約5.4メートル、
上下二段の臨時の祭壇を築き、天上にある神が、この祭壇に降臨するとされます。

手水舎

二上山登拝口

拝殿横には、神山二上山の登拝口があります。
悪王子社と頂上の日吉社へ向かう事ができます。

二上慈尊院(じそんいん)

参道横には二上慈尊院がありました。
射水神社の別当寺として建立された二上山養老寺の一院でした。
二上射水神社のご朱印
令和七年拝受:ご朱印

社務所は土日祝日に開設され、ご朱印を頂きました。

神社情報
- 住所:富山県高岡市二上1519
- アクセス:能越自動車道高岡北ICより車で約7分
- HP:https://www.imizujinjya.or.jp/archives/18357
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