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自由が丘の氏神さま:自由が丘熊野神社(じゆうがおかくまのじんじゃ)
表参道
鳥居前には表参道の商店街がありました。
由緒
おしゃれな街である自由が丘はかつて、
谷畑(やばた)と呼ばれていました。
江戸時代に谷畑の住民が熊野参り(那智熊野神社)の際に分霊を頂いて祀ったのが、
熊野神社の始まりといわれています。
寛政八年(1796年)に境内の樹木を使って改築したという古い記録が残っています。
地元の人たちからは『谷畑の権現さま』と呼ばれ、
親しまれていました。
鳥居
表参道からは3つの鳥居があります。
北参道鳥居
社殿横に北参道鳥居があります。
階段の無い参道でベビーカーや車いすの方が通りやすくなっています。
社殿
本殿は明治四十二年(1909年)、拝殿は昭和四十二年(1967年)に改築されました。
手水舎
きれいな花が生けられていました。
熊野神社と目黒ばやし
神楽殿では百数十年の歴史を誇る、
目黒区無形民俗文化財の『目黒ばやし』が催されています。
自由が丘誕生の祖:栗山久次郎(くりやまきゅうじろう)
かつて自由が丘の地域は荏原郡衾(ふすま)村と呼ばれていた時に、
栗山久次郎が東横線や自由ヶ丘学園の誘致に尽力し、今の発展につながりました。
栗山久次郎はこれまでの地名である「碑衾町大字衾」の地名から、
『碑衾町大字自由ヶ丘』への改名を決断しました。
自然豊かな境内
自由が丘の賑わいとは別世界のような自然豊かな場所です。
清々しい空気に心が癒されます。
境内社:伏見稲荷神社
平成二十九年参拝時:懐紙のサービス
手水舎に手を拭くための懐紙が備えつけられていました。
神社の方の心配りには頭が下がります。
作家・三島由紀夫も担いだ神輿
神社の神輿はかつて作家の三島由紀夫も担いだことがあるそうです。
昭和三十一年の例大祭で三島が三十一歳の時でした。
(自由が丘新聞:平成19年8月12日号参照)
自由が丘熊野神社のご朱印
平成二十九年拝受:ご朱印
令和五年拝受:ご朱印
神社情報
- 住所:東京都目黒区自由が丘1-24-12
- アクセス:東急東横線自由が丘駅徒歩5分
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