本尊虚空蔵菩薩::村松山虚空蔵堂
日本三大虚空蔵堂
由緒
大同二年(807年)に弘法大師空海によって創建されたといわれています。
御本尊の虚空蔵菩薩は弘法大師自らが刻んだといわれています。
創建の際、平城天皇より『村松山神宮寺』の勅額を賜りました。
鎌倉時代から安土桃山時代にかけて、
佐竹氏のもと隆盛を極めましたが、
文明十七年(1485年)に戦火によって勅額とともに焼失してしまいました。
長亨元年(1488年)に頭白上人(ずはくしょうにん)により再建され、
名称を『村松山日高寺』に改められました。
江戸時代には水戸藩主の徳川光圀により保護され、
伽藍が一新されました。
明治三十三年の火災により、堂塔伽藍が類焼しましたが、
順次再建されてきました。
仁王門
昭和四十五年に再建されました。
本堂
大正六年に再建されました。
三重塔
享保四年(1716年)建立の塔が平成十年(1998年)に再建されました。
塔の高さは二十一メートルあり、大日如来が安置されています。
村松山虚空蔵堂:ご朱印
寺院情報
- 住所:茨城県那珂郡東海村村松8
- アクセス:JR常磐線東海駅よりバスで約17分
常磐自動車道東海スマートインターチェンジ15分 - HP:https://www.taraku.or.jp/
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金剛証寺:朝熊虚空蔵尊:三重県伊勢市
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村松山虚空蔵堂:虚空蔵菩薩:茨城県那珂郡東海村