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善光寺二十五ヶ院の本坊:善光寺大勧進(だいかんじん)
由緒
善光寺の山門手前にある橋を渡ると、天台宗大本山の善光寺大勧進があります。
大勧進の住職は『御貫主(おかんす)様』と呼ばれ、
善光寺大本願の『御上人(おしょうにん)様』とともに善光寺の住職を兼ねています。
大勧進の寺名は、人々に作法を説き、
作善を成すように勧誘策進する『勧進』を意味します。
弘仁八年(817年)に伝教大師最澄が信濃路巡化のみぎり、善光寺の参籠し、
それからは天台宗として今日に至ってます。
善光寺は特定の宗派に属さない無宗派の寺院で、浄土宗の善光寺大本願と、
天台宗の善光寺大勧進によって護持運営されています。
大門
寛政元年(1789年)に初代立川和四郎の作で、十万石の格式ある門といわれています。
善光寺山門から見た大門です。
護摩堂
智証大師作と伝える不動尊を中心に、愛染明王、元三大師の尊像が奉安されています。
ご朱印は護摩堂で頂きました。
善光寺山門から見た護摩堂です。
位牌堂
諸国の信者の位牌数十万体が安置されています。
萬善堂
大勧進の本堂で、正面に御本尊の善光寺如来が安置されています。
放生池
天明大飢饉(1783~87年)の際、大勧進八十世等順大僧正は、貧民救済のため、
善光寺の蔵米を全て施し、飢餓から救いました。
放生池は救われた民衆が等順大僧正への恩に報いるために築造されました。
放生池の大賀蓮は大賀一郎博士によって発見されました。
善光寺大勧進のご朱印
平成二十一年拝受:善光寺不動尊:ご朱印
令和四年拝受:善光寺不動尊:ご朱印
善光寺如来:ご朱印
善光寺地蔵尊:ご朱印
元三大師:限定ご朱印
御詠歌
善光寺大勧進情報
- 住所:長野県長野市元善町492
- アクセス:JR長野駅下車善光寺大門バス停下車
- HP:https://daikanjin.jp/
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