神奈川県三浦郡葉山町：源頼朝・和田義盛ゆかりの地：森戸大明神のご朱印

『森戸の夕照(もりとのせきしょう)』はかながわ景勝五十選に選ばれています。

鎌倉幕府初代将軍の源頼朝は信奉する三島明神(三嶋大社)の御分霊を勧請し、
森戸大明神を建立しました。

衣笠城へ向かう途中の源頼朝は、千貫松を見て、『如何にも珍しき松』と褒めたところ、
出迎えた和田義盛は「我等はこれを千貫の値ありとて千貫松と呼びて候」と答えたと、
言い伝えられています。

鎌倉幕府の歴代将軍自らこの地を訪れ、流鏑馬、笠懸、相撲等の武事を行いました。

県道207号線森戸海岸線のからの入口です。

森戸海岸に近い場所からか、参道にはサーフショップもありました。

本殿は葉山町の重要文化財に指定されています。

おせき稲荷は古来より「せきが止まらない人」また、
「のどを使う職業の人」たちの篤い信仰があります。

総霊社は英霊、祖霊を始め多くの霊が祀られています。

石碑には『まいられよ 子宝の福 さづかりに』と刻んであるようです。

衣笠城へ向かう途中の源頼朝は、千貫松を見て、『如何にも珍しき松』と褒めたところ、
出迎えた和田義盛は「我等はこれを千貫の値ありとて千貫松と呼びて候」と答えたと、
言い伝えられています。

元暦元年(1184年)に源頼朝が参拝の折、三島明神から飛来し発芽したものと伝えられます。

鎌倉時代に七瀬祓の霊所と定められ、事あるごとにお祓いやみそぎが行われたと、
吾妻鏡には記されています。

神社の授与品である子宝石は、無事出産の後、お宮参りの際に納所に奉納されるそうです。

色とりどりの鯛みくじが並んでいました。

境内のそばには森戸川の河口があります。

境内からは江の島を見ることができます。

平成元年七月に昭和の大スターで、湘南で青春を過ごした石原裕次郎さんの記念碑が、
兄の石原慎太郎さんによって建てられました。

右側の赤い鳥居は『名島の鳥居』というそうです。
左側の白い灯台は『葉山灯台(裕次郎灯台)』です。

葉山灯台は石原裕次郎さんの三回忌を偲び、
石原慎太郎さんが約1億円の基金を集めて建設しました。