静岡県浜松市中区：浜松城の前身：元城町東照宮(ご朱印無し)：引間城の御城印

元城町東照宮の鳥居前に『曳馬(引間)城跡』と書かれた石碑があります。

鎌倉時代の浜松は『ひきま(ひくま)』と呼ばれていました。
元亀元年(1570年)に徳川家康が入城後、城は西へ広がり、
浜松城と名が改められ、かつての引間城の部分は江戸時代には『古城』と呼ばれ、
米蔵などに使われていたそうです。

元城町東照宮のそばに『家康公ご住居跡』と書かれた建物があります。
徳川家康は二十九歳から四十五歳までの十七年間浜松で過ごしました。

引間城の御城印を頂きました。

近くには引間城主の飯尾連龍(いいおつらたつ)の奥方・お田鶴の方と侍女を祀った、
椿姫観音堂があります。

太平洋戦争の空襲で焼失した社殿は、
昭和三十三年(1958年)に鉄筋コンクリート造で再建されました。

境内には引間城の土塁のような痕跡がありました。

『権現道』と書かれた石碑がありました。

平成二十七年(2015年)にブロンズ像が設置されました。

徳川家康が三十一歳の時の像です。三方ヶ原の戦いで武田軍に立ち向かった姿です。

少年時代に武士になろうと尾張より針の行商をしていた十六歳の豊臣秀吉は、
浜松の馬込川ほとりで、豪族の松下嘉兵衛に出会いました。
引間城主飯尾家の宴会で気に入られ、松下家に奉公することができました。

元城町東照宮のご朱印授与日は不定期のようで、社務所に張り紙が貼ってありました。

元城町東照宮から浜松八幡宮へ向けて坂を下ると日限地蔵尊の石碑がありました。
ドアの中にお地蔵様がありました。