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石川護國神社(いしかわごこくじんじゃ)
由緒
はじめは招魂社と称し、卯辰山にある卯辰神社の下にありました。
明治元年(1868年)に越後奥羽の乱で戦死した加賀藩兵百八名の御霊を祀るため、
加賀藩十四代藩主の前田慶寧(よしやす)の命を受けて建立されました。
後に西南戦争の戦死者や日清・日露戦争の戦没者も合祀され、
大東亜戦争までの神霊を合わせて祀っています。

昭和十年に新殿を小立野練兵場の一部である現在地に建立し、
招魂社の神霊を遷座しました。昭和十四年に石川護國神社と改称しました。
第一鳥居

第二鳥居と神馬像

神馬像は昭和五十五年に奉納されました。

社殿

大東亜聖戦大碑

大東亜聖戦大碑は平成十二年(2000年)に建立されました。

シベリア抑留者鎮魂之碑

石川県下のシベリア抑留犠牲者の鎮魂碑です。


願掛けの五葉松

境内には高さ約十三メートル、樹齢約六百年の五葉松があります。

樹木のがんに冒されていましたが、樹木医によって甦りましたので、
「甦りの五葉松」と命名されました。
竜の松

明治十一年に明治天皇行幸の供をした大山巌元帥お手植えの松があります。

父子像

平成二年に建立されました。

兜石

豪商島崎屋徳兵衛が加賀藩十三代藩主前田斉泰に献上したもので、戸室石づくりです。

「萬霊鎮魂」さくら献木の碑


水師営(すいしえい)の棗(なつめ)の木(分根)


昭和四年に旅順入港時に水師営に於いて持ち帰った「棗の分根」が移植されています。

石川護國神社の授与品

陸海空の自衛隊の作業着を元に作成された御守です。

九七式中型戦車や航空母艦加賀、一式戦闘機「隼」の絵馬もありました。
石川護國神社のご朱印
令和四年拝受:ご朱印

献灯あんどん御朱印帳も販売されています。

神社情報
- 住所:石川県金沢市石引4-18-1
- アクセス:IRいしかわ鉄道金沢駅下車出羽町バス停下車徒歩約2分
- HP:https://www.ishikawagokoku.or.jp/
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