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仙台東照宮(せんだいとうしょうぐう)
全国東照宮めぐり


御朱印帳は日光東照宮で購入しました。
由緒
承応三年(1654年)に仙台藩二代藩主伊達忠宗によって創建されました。
仙台城の北東に位置し、鬼門鎮守も由縁のひとつで、
この地にあった天神社は東隣に移され、寛文七年に榴岡に移されました(現在の榴岡天満宮)
徳川家に対する尊崇・感謝の標として、
慶安二年(1649年)に江戸幕府三代将軍徳川家光に東照宮創建を願い出、
直々に許可を得ました。

この地は天正十九年(1591年)に徳川家康が葛西大崎一揆の視察を終えて江戸へ戻る途中、
伊達政宗と宿陣した地で、祭神ゆかりの場所として社地に選ばれました。

国指定重要文化財:鳥居

宮城県最古の石鳥居として知られています。固くて丈夫な安山岩が使われています。

国指定重要文化財:石燈籠

創建時には伊達家一族家臣より三十八基の石燈籠が奉献されていましたが、
寛文事件(伊達騒動)後、事件に関係した重臣の石燈籠は取り除かれ、
現在はその後奉献されたものを合わせて三十七基が境内に立ち並びます。

国指定重要文化財:随身門(ずいじんもん)

随身とは貴族が外出したときに警護のために随行した武人のことで、
門の左右に弓と矢を持った随身像を一体ずつ安置して、神社を守護する門です。

随身門の大きな屋根は約1.5㎞離れた宮町通りの南端からでもはっきり見ることができます。

二階中央正面には、妙法院宮尭然親王筆の「東照宮」の扁額があります。
参道階段と御神橋

手水舎

承応三年(1654年)に造られました。水盤は備前国大島産の花崗岩で出来ています。

社殿

昭和十年(1935年)の火災で幣拝殿が焼失しましたが、
昭和三十九年(1964年)に原形に再建されました。

国指定重要文化財:唐門・透塀(すきべい)

唐門の両開きの扉の板にも金箔が押されています。そこに円形の浮彫が施され、
上から鳳凰、唐獅子、麒麟が彫られています。

透塀は本殿を取り囲み、俗世から分離させています。
塀の下部は桟を斜めに交差させた襷桟(たすきさん)で飾られています。
その上は窓枠に細い縦格子の連子窓(れんじまど)をはめ込んでいるため、
本殿のある神域を透かして見ることができます。
国指定重要文化財:本殿

建物は総欅造です。彫刻に金箔を貼り付け、色を塗っているほか、
要所に精巧な鋳金(ちゅうきん)の金具をつけた、伊達文化の粋を結集した本殿です。

境内のイチョウ

黄色く色付いたイチョウの葉が、絨毯のように境内を覆っていました。

神楽堂

仙台東照宮のご朱印
令和七年拝受:ご朱印

神社情報
- 住所:宮城県仙台市青葉区東照宮1-6-1
- アクセス:JR仙山線東照宮駅すぐ・無料駐車場100台分有り
- HP:http://s-toshogu.jp/
ご覧頂きましてありがとうございます。













昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
『全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年の徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
『全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。