和同開珎:聖神社(ひじりじんじゃ)
秩父市黒谷に銭神様(ぜにがみさま)と呼ばれる神社があります。
社殿
本殿は宝永六年(1709年)~宝永七年にかけて、
秩父市内にある今宮神社の本殿として建立されましたが、
昭和三十九年(1964年)に移築されました。
由緒
慶雲五年(708年)に、
この地から和銅(ニギアカガネ)という天然の銅塊が発見され、
朝廷に献上されました。
このことを祝い、年号も『和銅』に改元されました。
朝廷は勅使に雌雄一対の和銅製蜈蚣(むかで)を持たせ、
和銅が発見された和銅山前の祝山に、
和銅と和銅製蜈蚣をご神体とした聖神社を建立したといわれます。
聖神社の「聖(ひじり)」とは、「この上なく耳聡く口すべらかな」
(何をお願いしてもよく聞いてくれお願いを叶えてくれる)
神様がいらっしゃるという意味です。
銭神様と呼ばれるだけあって、お金にご利益があるようで、
「宝くじがあたりました!」
「お参りしてから〇〇〇万円手に入りました!」
などお礼がたくさん貼ってありました。
日本で初めての貨幣『和銅開珎』ゆかりの神社でお参りすることは、
金運をアップさせるには一番の近道かもしれませんね。
御祭神
和銅之遺蹟の碑
碑から少し歩いていくと、露天掘り跡を見ることもできます。
聖神社のご朱印
聖神社:ご朱印
神社情報
- 住所:埼玉県秩父市黒谷2191番
- アクセス:秩父鉄道 和銅黒谷駅より徒歩5分
関越自動車道 花園I.Cより約40分 - HP:http://www.wadoh.co.jp/wado1300/
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金山彦命(かなやまひこのかみ)
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ):天照大神
神日本磐余彦天皇(かむやまといわれびこ):神武天皇
元明金命(げんめいかがねのみこと):元明天皇