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平泉鎮護の神:平泉熊野三社(くまのさんしゃ)
由緒
嘉保年中(1094年頃)に藤原清衡が、平泉鎮護の神として五方鎮守総社を建立した際、
平泉北方鎮守の神として熊野社を建立して、熊野本宮より御分霊を勧請し、
守護神として木像を安置しました。
末社に祀られた子守社、勝手社は、元亀二年に野火により焼失したため合祀され、
熊野三社と社名が改められました。
元亀二年の野火で焼失した後、安政二年に境内を華館山に遷座し、仮宮を建立しました。
明治二十四年に仮宮を改築造営しました。

社殿

平成二十二年に現在の社殿が造営され、境内が整備されました。

神楽殿

社務所

社務所は無人でしたが、社殿に書き置きのご朱印があり、賽銭箱にお金を納めました。

熊野三社のご朱印と熊野斎宮翁の四体のご朱印を頂きました。

境内からの眺め

境内は金鶏山を背にした高台にあり、鳥居の前には平泉文化遺産センターがありました。

花立古窯跡(はなだてこようあと)

境内には史跡金鶏山の東に広がる花立Ⅰ遺跡が、
通称花立山(はなだてやま)と呼ばれる場所にあります。

平成十九年(2007年)七月に社殿の建築に伴う切土工事の際、
奥州藤原氏時代の陶器を焼いた窯跡(1号窯)が発見されました。
翌年には2号窯、3号窯の2基の窯跡を確認し、現状のまま保存されています。
平泉熊野三社のご朱印
令和七年拝受:熊野三社・ご朱印

令和七年拝受:子守社・ご朱印

令和七年拝受:勝手社・ご朱印

令和七年拝受:熊野斎宮翁・ご朱印

神社情報
- 住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立92
- アクセス:JR東北本線平泉駅徒歩約15分・東北自動車道平泉・前沢ICより車で約5分
- HP:https://kumano3sha.wixsite.com/kumano3
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