【山梨県富士吉田市】北口本宮(きたぐちほんぐう)富士浅間神社のご朱印

北口本宮(きたぐちほんぐう)富士浅間神社(せんげんじんじゃ)

令和七年十二月参拝時は、気温も低く、西宮本殿前水盤にはぶ厚い氷が張っていました。

由緒

景行天皇四十年(110年)日本武尊東征の折、箱根足柄より甲斐国酒折宮へ向かう途中、
大塚丘に立ち寄り、「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」
祠を建てて祀ったのがはじまりです。

延暦七年(788年)甲斐国主紀豊庭が、大塚丘の北方社殿を建立しました。

享保十八年(1733年)江戸富士講村上派を率いる村上光清私財を投じて出資し、
幣殿、拝殿、神楽殿、手水舎、随神門造営しました。

昭和二十一年(1946年)に現在の北口本宮富士浅間神社改称されました。

社標と鳥居

御手洗川

参道

角行の立行石(かくぎょうのたちぎょういし)

この立行石は、慶長十五年(1610年)富士講の開祖角行東覚吉田の地を訪れ、
富士山霊を遥拝し、酷寒の中を裸身にて、石上に爪立ちして三十日の荒行をしました。
全身より血を噴き里人の勧め行を止めたと伝えられています。

角行富士講の開祖となりました。

仁王門礎石

神仏混淆時代には、三重塔、鐘楼、仁王門など仏教色の濃い堂塔がありました。
神仏分離後は、三重塔、鐘楼痕跡を確認することはできませんが、
下吉田月江寺護持していた仁王門の礎石は残っていました。

仁王門の規模梁間約5.5メートル、軒高約11メートルという記録が残されています。

富士山大鳥居

日本武尊富士山を遥拝した時に大鳥居を建てたといわれています。

富士山大鳥居六十年をもって式年と定められ、
建替えあるいは修理がなされました。高さ約17メートル72センチです。
木造としては日本最大級を誇ります。

『三国第一山(さんごくだいいちさん)』扁額は、良恕法親王により、
谷村藩主秋元泰朝によって寛永十三年(1636年)奉納されました。
「三国第一山」とは、日本中国(唐土)、インド(天竺)三国で、
世界一高く麗しい山とされた富士山をさします。

国指定重要文化財:福地八幡社(ふくちはちまんしゃ)

古くは「古吉田」の地にあった氏神と伝えられています。
貞享元年(1684年)建立元文五年(1740年)村上光清を中心とした富士講中が、
その古材の一部を用いて再建しました。

国指定重要文化財:随神門(ずいしんもん)

元文元年(1736年)建立ですが、永正十七年(1520年)がある随神像の存在や、
延宝八年(1680年)版行「八葉九草図」に該当する建物が描かれていることから、
村上光清富士講中により新たに再建立されたものと推定できます。

国指定重要文化財:神楽殿

元文二年(1737年)頃村上光清を中心とした富士講中により建立されました。

富士山御師により太々神楽奉納された舞台で、
現在でも神社の祭礼には地元の神楽講により、
富士山御師より継承した太々神楽奉納されています。

国指定重要文化財:手水舎(てみずしゃ)

延享二年(1745年)建立されました。富士山の溶岩から削り出された巨大な水盤石など、
境内随一の装飾性に富む建物です。

水盤石に立つ龍の口からは、富士山信仰の霊場であり、
富士八海の一つとして数えられた「泉瑞(せんずい)」から引き込んだ霊水が、
現在も絶え間なく流れ出ています。

国指定重要文化財:本殿・拝殿・幣殿

本殿・拝殿・幣殿は、元和元年(1615年)に、
郡内領主鳥居土佐守成次によって建立されました。

慶安二年(1649年)には秋元富朝によって修復が加えられ、享保十九年(1734年)には、
村上光清を中心とした富士講中によって本殿の修復、拝殿及び幣殿の再建が、
寛延四年(1751年)まで続けられました。

国指定重要文化財:恵比寿社及び透塀(すきべい)

透塀宝暦三年(1753年)造営で、恵比寿社同時期かやや下るころ造営とみられます。

恵比寿社本殿の裏手にあり、
事代主神(恵比寿)大国主神(大黒天)神像祀られています。

国指定重要文化財:東宮本殿(ひがしのみやほんでん)

貞応二年(1223年)鎌倉幕府二代執権北条義時創建と伝えられます。
現社殿永禄四年(1561年)武田信玄川中島合戦戦勝を祈願して、
本殿として造営したものです。

その後、享保二十年(1725年)富士行者六世村上光清によって修理が行われています。

国指定重要文化財:西宮本殿(にしのみやほんでん)

文禄三年(1594年)谷村城主浅野左衛門佐氏重によって、
東宮に代わる本殿として建立されましたが、
元和元年(1615年)鳥居成次本殿建立により現在地へ遷されました。

その後享保十九年(1734年)村上光清により大修復が行われています。

国指定重要文化財:村上光清同行の燈籠

宝暦六年(1756年)奉納されました。奉納者は、富士行者六世村上光清が代表を務めた、
「村上光清同行」所属した「谷村上町講中」です。

富士太郎杉

樹齢千年くらいと言い伝えられています。樹高約30メートルです。

富士夫婦桧

二本のヒノキ根元で一本になり、地上約十二メートルで再び合着していることから、
「富士夫婦桧」と呼ばれています。樹高約三十メートルです。

七色もみじ

春に見ごろの七色(なないろ)もみじです。

祖霊社

富士山吉田口登山道起点となります。

祖霊社には、富士講の開祖・藤原角行富士講中村上光清江戸庶民富士講を広めた
伊藤身禄が祀られています。

国指定重要文化財:諏訪神社

創建は未詳ですが、地主神と伝わります。慶安二年(1649年)拝殿が建立されました。
本殿昭和五十一年再建されました。

北口本宮富士浅間神社のご朱印

平成二十五年拝受:ご朱印

平成二十五年拝受:諏訪神社・ご朱印

右上の印にある『吉田の火祭り』とは、諏訪神社の祭礼で、
日本三奇祭の一つに数えられます。

令和七年拝受:ご朱印

令和七年拝受:諏訪神社・ご朱印

令和七年拝受:大塚丘社(おつかやましゃ)・ご朱印

発祥の地大塚丘社(おつかやましゃ)ご朱印です。

令和七年十二月:授与品

ご朱印を頂いた際、「大塚丘富士遥拝」ポストカードを頂きました。

神社情報

  • 住所:山梨県富士吉田市上吉田5558
  • アクセス:富士急行線富士山駅徒歩約20分・富士急行バス「浅間神社前」バス停すぐ
  • HP:https://www.sengenjinja.jp/index.html

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