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宮益坂(みやますざか):宮益御嶽神社(みやますみたけじんじゃ)
由緒

詳細は不明ですが、
室町時代初期(1400年)に創建されたといわれています。
当初渋谷新町の町名が、
江戸時代の元禄十三年に宮益町に改名されたのも、御嶽神社より起きたといわれています。
(お「宮」さまのご利「益」を願ってという意味だそうです)
元亀年間(1570年~72年)に甲府武田家の陪臣・石田勘解由茂昌が所持していた尊像を、
神社に合祀しました。
社殿
宝永三年(1706年)に社殿は再建されました。

昭和二十年の太平洋戦争の被災によって社殿等焼失し、仮社殿でしたが、
昭和五十五年に鉄筋コンクリート造で社殿が再建されました。
明治天皇御嶽神社御小休止址
明治三年(1870年)に明治天皇は、駒場野練兵場に大観兵式統覧行幸の際、
往復共に休息をとられました。

宮益坂
宮益坂は相模街道、大山街道、矢倉沢街道が交わる要衝の地であり、
江戸から箱根の裏道として、
文久四年の頃には坂上に関所があったそうです。
今では車が通る広い道となっていますが、明治四十一年に道路改正される以前は、
狭い坂道に石を敷き、丸太で滑り止めをした急坂であったので、
江戸時代から相模街道の難所のひとつに数えられていました。
御祭神
日本狼像狛犬

社殿前の日本狼像狛犬はブロンズ製です。
社殿に安置されている狛犬は、全国的にも珍しい日本狼石像です。
延宝年間(江戸時代:1673年~1681年)の作品といわれています。
宮益不動尊

神幸祭

例祭は毎年9月17日・18日に行われます。
その時、神様を神輿や鳳輦に乗せて、氏子地域を回る神幸祭があります。
獅子頭

木彫家の多田瑞穂の作です。
宮益御嶽神社のご朱印
平成二十九年拝受:ご朱印

神社情報
- 住所:東京都渋谷区1-12-16
- アクセス:渋谷駅徒歩3分
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日本武尊(やまとたけるのみこと)