酉の市:練馬大鳥神社
『三の酉』の日に立ち寄らせて頂きました。
通常であれば沿道には露店が並び、参拝者も多く賑わうところですが、
新型コロナウィルス感染防止の為、露店は無く、
境内に熊手などを売るお店だけが営業しておりました。
由緒
後光明天皇の時代の正保二年(1645年)に、
当地中新井村に三羽の鶴が飛来しました。
村人は瑞祥なりと歓喜しこれを保護しました。
その後鶴は旧家森田文庵の邸内で亡くなりました。
鶴は霊鳥のため、役人による検死後村預かりとなり、
文庵の曾孫文超と村人は其の霊を慰めようと小祠を作り、
お鶴様と唱え、深く信仰しました。
後の世にこの地に社殿を建立し、
和泉國一の宮の大鳥大社の御分神を勧請し、
合祀鎮斎されたという事です。
御祭神
本殿
石薬師如来
祀られている薬師如来は、かつて路傍にあったそうです。
万病とくに眼の病気に霊験あらたかだそうです。
練馬大鳥神社のご朱印
練馬大鳥神社:ご朱印
通常は社務所も無人ですが、酉の市の期間中及び、
毎月八の付く日(境内にある石薬師様のお祭りの日)にはご朱印の授与があるようです。
神社情報
- 住所:東京都練馬区豊玉北5-18
- アクセス:西武池袋線・都営大江戸線練馬駅徒歩3分
ご覧頂きましてありがとうございます。
天之日鷲命(あめのひわしみこと)
鶴霊神(つるのれいじん):由緒にあった三羽の鶴も神様として祀られています。