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日光街道・奥州街道小金井宿:小金井慈眼寺(じげんじ)

由緒
建久七年(1196年)に下野の豪族の新田義兼の開基によって、
新田一族の祈願所として創建されました。
江戸時代は日光東照宮へ参拝する将軍家の昼食所として定められました。
江戸時代の建物は明治元年(1868年)の火災でほとんどが失われましたが、
千手観音堂と鐘楼堂は現存しています。
寺標と山門

千手観音堂

将軍家の御座所としてふさわしいように、江戸時代に建てられたものが残っています。
本堂

慈眼寺は関東八十八カ所霊場第二十番札所です。
鐘楼堂

弘法大師像

下野慈眼寺のご朱印
令和七年拝受:十一面観音・ご朱印

寺院情報
- 住所:栃木県下野市小金井市1-26-2
- アクセス:JR小金井駅徒歩約16分
- HP:http://xn--det56jztw.com/

慈眼寺までは、
小金井駅前の観光案内所「オアシスポッポ館」からレンタサイクルで向かいました。
慈眼寺周辺
御菓子司松屋

小金井駅前にある「御菓子司松屋」は、昭和十年(1935年)に慈眼寺境内で開店しました。
日光街道・奥州街道小金井宿

慈眼寺のそばには小金井宿本陣の門がありました。

小金井一里塚は、日本橋を起点として二十二番目の塚で、
約86.4㎞の地点であることを示しています(実際の距離は90㎞以上あります)

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