岩手県西磐井郡平泉町:源義経終焉の地:高館義経堂(たかだちぎけいどう)のご朱印

衣川館(ころもがわのたて):松尾芭蕉句碑:高館義経堂(たかだちぎけいどう)

源義経(みなもとのよしつね)

源義経

平治元年(1159年)清和源氏嫡流の河内源氏源義朝九男として生まれました。
鎌倉幕府初代将軍源頼朝がいます。
平治の乱父・義朝が敗れたことにより鞍馬寺に預けられました。
奥州平泉藤原氏当主藤原秀衡庇護を受け
兄・頼朝平家打倒に挙兵すると馳せ参じ、壇ノ浦の戦い平家を滅ぼしました。

頼朝との対立により奥州平泉に逃れましたが、藤原秀衡の死後
跡を継いだ藤原泰衡(やすひら)によって、文治五年(1189年)攻められ
自害しました。享年三十一でした。

由緒

兄の源頼朝に追われて逃れてきた源義経は、藤原秀衡によって匿われていました。
しかし秀衡の死後頼朝の圧力耐えかねた、四代・藤原泰衡(やすひら)は、
文治五年(1189年)衣河館(ころもがわのたち)に滞在してた義経を襲い自害させました。

天和三年(1683年)仙台藩主伊達綱村によって義経堂建立されました。

寺標と参道

近くに無料駐車場がありました。
参道階段を登ると、拝観券発行所があります。書置きのご朱印も頂きました。

高館からの展望

参道途中には、北上川束稲山(たばしねやま)が見えます。

左側には藤原泰衡源義経を襲った衣川古戦場も見えます。

参道

北上川を横目に参道を歩きます。

資料館

途中に資料館がありました。

義経堂

堂内には創建時に製作された、源義経の木像安置されています。

源義経公供養塔

参道階段を登り、右側を歩くと源義経公供養塔がありました。
昭和六十一年に、藤原秀衡、源義経、武蔵坊弁慶の八百年の御遠忌を期して、
供養の為、建立されました。

松尾芭蕉句碑

松尾芭蕉元禄二年(1689年)平泉を訪れました。
有名な“夏草や 兵供(つわものども)が 夢の跡”句を詠みました。

頼三樹三郎(らいみきさぶろう)詩碑

幕末尊王攘夷派の志士頼山陽(らいさんよう)である、頼三樹三郎詩碑です。
弘化三年(1846年)平泉を訪れた際、「平泉落日」の感動詠んだものです。

高舘義経堂のご朱印

令和七年拝受:ご朱印

寺院情報

  • 住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字柳御所14
  • アクセス:JR東北本線平泉駅徒歩約20分・東北自動車道平泉・前沢ICより車で約10分
  • HP:https://www.motsuji.or.jp/gikeido/index.html

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