埼玉県秩父市:全国東照宮めぐり:三峯神社のご朱印

秩父三社:三峯神社(みつみねじんじゃ)

凍る秩父湖

西武秩父駅から急行バスで向かいました。途中のダム湖の水が一部凍っていました。

三峯神社からの景色

全国東照宮めぐり

全国東照宮めぐり

昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。

全国東照宮めぐり:御朱印帳

御朱印帳日光東照宮で頂きました。

摂社:東照宮

境内には東照宮鎮座されています。

秩父三社(ちちぶさんしゃ)

秩父三社

寶登山神社(ほどさんじんじゃ):秩父郡長瀞町
秩父神社(ちちぶじんじゃ):秩父市
三峯神社(みつみねじんじゃ):秩父市

秩父にある三社は『秩父三社』と呼ばれています。

由緒

日本武尊が東征の途中、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが、
創建といわれています。

東国巡行の際、三峯山に登られた景行天皇により、
『三峯の宮』という称号が与えられました。

鎌倉時代より畠山重忠など東国武士に崇敬を受けていましたが、
正平七年(1352年)足利氏打倒の兵を挙げた、新田義興・義宗らが戦いに敗れ
身を潜めたことから、足利氏より社領を奪われて衰退しました。

文亀二年(1503年)修験者月観道満により、27年の歳月をかけて全国を行脚し、
社殿・堂宇再建されました。

江戸時代には『お犬様』と呼び、狼の護符を受ける眷属(けんぞく)信仰が広まりました。

大正末期には秩父宮雍仁親王参拝されたことで、
信徒が全国に広まったそうです。

三峯神社境内

三ツ鳥居

明神型鳥居を組み合わせた珍しい三ツ鳥居です。

平成二十五年十月参拝時:三ツ鳥居

平成二十五年十月の参拝時は霧に包まれていました。

狼の狛犬

三ツ鳥居の前には狼の狛犬鎮座していました。

秩父宮記念三峰山博物館

三峯神社歴史や信仰について常設展示されています。
秩父宮様からの御下賜品や珍しいニホンオオカミの毛皮も展示されているようです。
訪問時は冬季休館中(12月~3月)でした。

大山倍達之顕彰碑

国際空手道連盟極眞会館創始者である、
大山倍達(おおやまますたつ)氏顕彰碑がありました。
修業時代三峯山で山籠もりをしていた故事から、門下生により建立されました。

日本武尊銅像

三峯神社を創祀した日本武尊の銅像がありました。

随身門

江戸中期神仏混淆の時代には仁王門として建立されました。
明治の神仏分離令により仁王像は撤去されました。

詰所から階段で少し降りたところに随身門があります。

随身門の狛犬

随身門にも狼の狛犬がいました。

青銅鳥居

弘化二年(1845年)建立されました。
江戸深川堅川講中から奉納されました。荒川筏で引いてきました。

青銅鳥居の先には拝殿があります。

手水舎

嘉永六年(1853年)建立されました。精巧な龍の彫刻手水舎です。

拝殿

寛政十二年(1800年)に建立されました。

煌びやか彩色と彫刻が施されています。

本殿

敷石の龍

敷石に龍が浮かび上がっています。

平成二十四年にその年の干支である『龍(辰)』敷石に現れたそうです。

八棟木灯台

安政四年(1857年)に建立された飾り灯台高さ六メートルあります。

青銅鳥居・八棟木灯台・手水舎・石段:由緒

滝の沢神楽終演之碑

神楽殿

御神木

御神木から頂く『氣』はお守りにもなっています。

三峯神社のご朱印

平成二十五年拝受:ご朱印

令和五年拝受:ご朱印

神社情報

三峯神社奥宮遥拝殿

奥宮遥拝殿

奥宮遥拝殿からの景色です。雲海も見られるそうです。

駐車場には奥宮参道入口がありました。

雲取山登山口でもあります。

三峯神社表参道コース

表参道コース

表参道コース山道になっています。『大輪バス停留所』まで1時間30分かかるようです。

大輪・三峰線歩道案内図

三峯神社摂社

摂社

伊勢神宮東照宮などが祀られています。

日本武神社

日本武尊が祀られています。

伊勢神宮

國常立神社

國常立尊(クニノトコタチノミコト)が祀られています。

祖霊社

三峯神社と縁の深い方の御霊が祀られています。

川越三峯神社:川越市

川越八幡宮:摂社・川越三峯神社

川越八幡宮には令和二年遷座された川越三峯神社があります。

ご覧頂きましてありがとうございます。