東京都港区：東京タワーの氏神：幸稲荷神社のご朱印

東京タワー大展望台に鎮座するタワー大神宮の勧請も幸稲荷神社が執り行いました。

鳥居越しに東京タワーが見えます。

社号ははじめ岸之稲荷と称せられましたが、氏子や信者に幸事が続出した為、
いつの頃からか幸稲荷神社と呼ばれるようになりました。

扁額は『幸神社』と『瘡護(かさもり)神社』となっています。

社殿の背後には芝中学校・芝高等学校の校舎があります。

増上寺観智国師に夢告があり、翌朝社頭に神拝の折、
この石に腰を掛け誓約の事あり、この石に水を注ぎ心願する時は、
いかなる熱病もたちまち癒えるといいます。

子どもの夜泣き等もただちに止むと言い伝えられています。

御祠石の横には茅野天満宮と松野天満宮が祀られています。

『幸』の印が特徴的です。

社務所では頂けるご朱印のご案内がありました。
書置きで頂く事が出来ます。

幸稲荷神社前にレンガ造りのレトロな建物がありました。
旧芝給水所の遺構となります。

信濃小諸藩主牧野遠江守康済(やすまさ)の屋敷跡に芝給水工場として、
明治二十九年(1896年)に竣工し、明治三十一年に給水を開始しました。

正門は明治三十一年に造られた淀橋浄水場に設置されていたものが、
昭和四十年に移設されました。

公開はされていませんでしたが、フェンス越しに遺構を見ることができました。