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東照大権現・三代藩主前田利常公を祀る:尾崎神社(おざきじんじゃ)
由緒
寛永二十年(1643年)に加賀藩四代藩主の前田光高が、江戸幕府三代将軍徳川家光の許可を得て、
曽祖父である東照大神(徳川家康)を金沢城の北の丸に祀りました。
前田光高の母は、二代将軍徳川秀忠の娘・珠姫(天徳院)です。
元は東照三所大権現社と称し、俗に金沢東照宮または権現堂と呼ばれていました。
明治七年(1874年)に尾山(金沢城)の崎に位置することから社名を尾崎神社と改めました。
明治九年(1876年)に金沢城内が陸軍省の管轄となったため、
明治十一年(1878年)に現在地に移築されました。

神門

鳥居

国指定重要文化財:社殿(平成二十五年参拝時)

北陸地方における唯一の江戸初期、日光廟式の社殿です。

令和四年十二月参拝時:社殿(雪囲い)

十二月の参拝時は、社殿を雪害から防護するため、雪囲いされていました。

雪囲いは昭和六年(1931年)頃から始まり、
毎年十二月上旬から三月上旬まで設置されているそうです。

国指定重要文化財:唐門・透塀・本殿

裏門

辰巳用水分流再興碑

辰巳用水の分水が一時期絶えたのを再興した記念して、明治二十二年に建立されました。

豊受稲荷社

尾崎神社のご朱印
令和四年拝受:ご朱印

神社情報
- 住所:石川県金沢市丸の内5-5
- アクセス:IRいしかわ鉄道金沢駅下車北鉄バス武蔵ヶ辻バス停下車
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