山口城址(やまぐちじょうじ)
県道55号線山口城址前交差点
埼玉県所沢市の西武狭山線下山口駅から徒歩10分程の場所にかつて山口城がありました。

県道55号線の山口城址前交差点が目印です。交差点はかつての本丸にあたります。
山口城跡案内
山口城は平安時代末から鎌倉・室町時代にこの一帯を本拠としてた、
武蔵武士の山口氏によって築かれました。山口氏は武蔵七党の村山党から分かれました。
室町時代には複数の郭(曲輪)があったと考えられます。

豊臣秀吉による小田原征伐の後に廃城となり、
江戸時代には城跡は畑や宅地として拓かれました。
山口城址土塁

交差点のそばに遺構として土塁が残っていました。

東西200メートル、南北200メートルの範囲に、土塁と堀がありましたが、
開発などで破壊され、城の原形は不明です。

山口城跡の第六次調査の概要が書かれた看板がありました。
土塁や陶器、板碑などの遺物が出土しました。
山口地区の文化財案内
山口地区は狭山丘陵の東のある谷あいの地で、
柳瀬川がその中を西から東へ流れています。

埼玉県道55号線には寺院や史跡などの文化財が多くあります。
山口城址情報
- 住所:埼玉県所沢市山口1519-1
- アクセス:西武狭山線下山口駅徒歩約8分
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