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名勝三保松原:御穂神社(みほじんじゃ)
三保松原(みほのまつばら)
羽衣の松(三代目)
社殿(静岡市有形文化財)
本殿は寛文八年に落雷の為焼失しました。
現在の社殿はその後、仮宮として建てられたものですが、
江戸時代中期の代表的建築物として、
静岡市有形文化財に指定されています。
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと):大国主命・三穂津彦命
三穂津姫命(みほつひめのみこと)
由緒
千古の昔より三保大明神とも称せされ、
三保の氏神様、清水・庵原の総氏神様として信仰されています。
大国主命が国譲りの後、三穂津姫命を后として、
天の羽車に乗って新婚旅行に三保の浦に降臨されて、当地に鎮座されたといいます。
武家時代以降歴代幕府の崇敬を受け、特に徳川家康は慶長年間に、
本殿以下十数棟寄進し、美観を極めました。
三保松原から御本殿までの神の道
海岸より、羽衣の松と神の道・本殿は一直線上に立地しています。
三保の地名の起こりは、三つの崎(崎のことを「ほ」)があるから、
三保というといわれています。
神馬舎
江戸時代までに十数頭の野生馬が、神社の神馬として生息していたといわれています。
現在は馬をかたどった人形が安置されていますが、
安永の火災の折り、静岡浅間神社より逃げてきた二頭の内の一頭といわれています。
舞殿
神社の巫女舞は、我が国最古の大和舞の流れを汲んでおり、
羽衣伝説の天女が舞った舞と伝わっています。
毎年11月1日と2月15日に羽衣の舞が奉納されます。
謡曲『羽衣』と三保松原
境内
御穂神社のご朱印
御穂神社:ご朱印
神社情報
- 住所:静岡市清水区三保1073番地
- アクセス:JR清水駅からしずてつジャストライン三保松原入口バス停下車徒歩約10分 東名高速道路清水ICから約30分
摂社:羽車神社(羽衣の松鎮座)
『羽衣の松』のそばに鎮座されていました。
昭和三十一年再建の碑がありました。
ご覧頂きましてありがとうございます。
『世界文化遺産』に登録され、
平安時代から親しまれている三保半島の東側に広がる景勝地です。
松林が生い茂り、富士山の撮影スポットとしても有名です。