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甲州街道御宿場印・布田五宿:調布不動尊常性寺(じょうしょうじ)
甲州街道御宿場印(ごしゅくばいん)めぐり
甲州街道は江戸幕府によって整備された五街道のひとつで、
江戸日本橋から中山道に合流する下諏訪宿まで四十四次までの宿場が置かれています。
(徳川家康の江戸入府に際し、江戸城が陥落した場合、
甲府までの将軍の避難路として使用されることを想定して造成されたそうです)


御宿場印帳と内藤新宿の御宿場印は、新宿駅南口の甲州街道高架下にある、
新宿観光案内所(https://www.kanko-shinjuku.jp/office/-/index.html)で購入しました。
甲州街道・布田五宿(ふだごしゅく)
国領宿・下布田宿・上布田宿・下石原宿・上石原宿の宿場がありました。
本陣や脇本陣は無く、九軒の旅籠だけという小さな宿場町でした。
御宿場印は、京王線調布駅前の「調布市文化会館たづくり11階」にある、
調布観光協会で購入しました。
由緒
鎌倉時代に創建されたと伝えられます。かつては多摩川沿いに建立されていましたが、
慶長年間(1596年~1615年)に現在地へ移転しました。
成田山新勝寺から勧請した不動明王を安置していたので、調布不動尊と呼ばれています。

冠木門(かぶきもん)

旧甲州街道に面しています。令和五年に建立されました。
子育て地蔵尊

冠木門のそばに子育て地蔵尊が安置されていました。

薬師堂

薬師堂には鎌倉時代に造像された、御本尊の薬師如来が祀られています。

御本尊は金銅仏で、高さ七十五センチの座像です。
不動堂

不動堂に安置されている調布不動尊は、厄除け不動として親しまれています。
地蔵堂

一願地蔵尊が祀られています。
石仏馬頭観音

馬の供養の為に建てられることの多い馬頭観音は、
甲州街道の小橋の「すてば(馬などの埋葬地」にあったものを、
道の拡幅で再度にわたり移動し、現在地に移動し安置されました。

この塔は文政七年(1824年)に甲州街道の布田五宿をはじめ、
「八王子縞買中(しまかいちゅう)」など馬持が協力して造立したものです。
調布の特産物として「縞木綿」が織られ、八王子の呉服職人が買っていたことが分かります。
境内

弘法大師像

調布不動尊常性寺のご朱印
令和七年拝受:御本尊薬師如来・ご朱印

令和七年拝受:厄除不動明王・ご朱印

令和七年拝受:調布七福神布袋尊・ご朱印

令和七年:甲州街道布田五宿・御宿場印

寺院情報
- 住所:東京都調布市国領町1-2-8
- アクセス:京王線布田駅徒歩約2分
- HP:https://www.josyoji.jp/
ご覧頂きましてありがとうございます。
令和五年五月より甲州街道の御宿場印プロジェクトが開始されました。
各宿場の販売所にて宿場印が販売されています。
甲州街道御宿場印プロジェクトHP https://www.simizukobo.com/goshukuba