神奈川県鎌倉市：三古天神社：荏柄天神社のご朱印

長治元年(1104年)雷雨とともに黒い束帯姿の天神画像が天降り、
神験を恐れた里人等が社殿を建て、画像を納め祀った縁起にはじまります。

その後徳川家康が豊臣秀吉の命で、社殿の造営を行いました。

拝殿は関東大震災以降再建されました。

本殿は正和5年(1316年)に建立の鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を譲り受け、
移築したもので、国指定重要文化財です。

一の鳥居と社標は金沢街道沿いにあります。

拝殿の前に神門があります。

神門は高台にあります。下に見えるのは二の鳥居です。

樹齢九百年といわれています。高さは二十五メートルです。

かっぱの漫画を描き続けた漫画家の清水昆氏が愛用の絵筆を供養した、
『かっぱ筆塚』となります。

かっぱ筆塚にはうっすらとかっぱの絵が掘られています。

『絵筆塚』は平成元年(1989年)に鎌倉在住の漫画家である横山隆一氏らが建立しました。
横山隆一氏ら漫画家百五十四名が描いた河童のレリーフが飾られています。

毎年十月には漫画家の清水昆氏を偲び、『絵筆塚祭』が執り行われます。

『日本三大神』と書かれています。

鎌倉雪の下の金沢街道を岐れ道交差点を過ぎて小道に入ると、
『関取場跡』と書かれた碑があります。

戦国大名の北条氏康が荏柄天神社の修復の費用に充てる為、
関所を作り、通行税を取りました。

関取場跡碑の後ろには『青面金剛』と書かれた庚申塔もありました。

近くには『文覚上人屋敷跡』や『勝長寿院跡』があります。