神奈川県鎌倉市：鎌倉三十三観音霊場第三十一番札所：浄智寺のご朱印

専用の御朱印帳はありませんので、第一番札所杉本寺で無地のご朱印帳を購入し、
鎌倉三十三観音霊場専用としました。

鎌倉二十四地蔵尊霊場には専用の御朱印帳はありませんでしたので、
寺院用の御朱印帳にご朱印を頂きました。

江の島七福神巡りが始まったのは昭和五十七年のお正月からです。

浄智寺への参道となります。

最盛期には七堂伽藍を備え、塔頭も十一寺院に達しました。

関東大震災で大部分が倒壊しましたが、
現在の伽藍は昭和の初めに復興されました。

扁額の『寶所在近(ほうしょざいきん)：
(仏を信じ、修行を積めば心の平穏が得られる)』は、
円覚寺の開山の無学祖元の筆とされています。

平成十九年(2007年)に再建されました。
創建当時の『宋風』という当時の中国の様式が取り入れられています。

鐘楼門は鐘つき堂を兼ねた山門です。
『山居幽勝』の扁額が掲げられています。
上層には慶安二年(1649年)の梵鐘が吊るされています。

本堂は『曇華殿(どんげでん)』と呼ばれる仏殿です。

本堂の裏には鎌倉三十三観音霊場の観音菩薩像が祀られています。

大正十三年に建てられた茅葺の建物です。

庫裡でご朱印を頂きました。

竹林の中にやぐらと呼ばれる横穴がいくつも掘られています。

観音様が安置されています。

やぐらのトンネルの先に江の島七福神の布袋尊が祀られています。

書院の門には徳川家の葵紋があります。
江戸時代後期の建築といわれています。

静かで落ち着いた竹林です。

竹林の中にもやぐらがあります。

山の水をためて用水に使う為の横井戸です。

鎌倉十井のひとつ『甘露の井』です。
蜜のように甘く、仏徳で授かる霊水で不老不死の功徳があるといわれています。

山門の側にあります。