鎌倉幕府有力御家人・梶原景時ゆかりの地:鎌倉権五郎神社:御霊神社(ごりょうじんじゃ)
平成三十年訪問時は特に表示はありませんでしたが、
令和四年八月訪問時は、境内は撮影禁止となっていました。
長谷方面からの道
長谷方面から歩くと『鎌倉権五郎神社』と書かれた案内石があります。
御霊神社の東側の鳥居へたどり着きます。
江の島七福神
江の島七福神巡りが始まったのは昭和五十七年のお正月からです。
江の島七福神:御朱印帳
御祭神
鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)
由緒
創建は平安時代後期といわれ、後三年の役に鎌倉武士団を率いて従軍した、
鎌倉権五郎景政を祀っています。
鎌倉氏は関東平氏の一族です。
景政が十六歳で『後三年の役』に従軍した際、
右目を射られながらも奮闘した逸話が残っています。
鎌倉幕府有力御家人:梶原景時ゆかりの地
梶原氏は坂東平氏の流れを組む鎌倉氏の一族です。
源頼朝が平家打倒の兵を挙げた時、
最初は同族である大庭景親(おおばかげちか)とともに、
石橋山の戦いで頼朝の軍を打ち破りましたが、
山中に隠れる頼朝らを見逃したという故事があります。
その後頼朝に帰伏し、鎌倉幕府の有力御家人の一人となりましたが、
他の御家人から排除され、一族は滅亡しました(梶原景時の変)
鎌倉幕府有力御家人である梶原景時は、景政の叔父もしくは従兄弟の系統だそうです。
社殿
景政公弓立の松
御霊神社と江ノ電
鳥居の前を江ノ電が走っています。絶好の撮影スポットになっています。
鳥居と境内
踏切の音が心地良く聞こえる神域となっています。
坂ノ下の住宅街を歩くと御霊神社の鳥居が見えてきます。
御霊神社のご朱印
平成三十年拝受:ご朱印
平成三十年拝受:鎌倉景政公ご朱印
令和四年拝受:鎌倉景政公ご朱印
江の島七福神:福禄寿のご朱印
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』限定ご朱印
面掛行列:福禄寿ご朱印
『面掛行列』とは毎年九月十八日の例祭では、
神輿の渡御の行列の中に、神奈川県の無形文化財に指定された、
面掛行列が含まれています。
爺・鬼・異形・鼻長・烏天狗・翁・火吹男・福禄寿・おかめ(2名)の面をつけた、
総勢十名の行列となるそうです。
御霊神社周辺
力餅家
御霊神社から極楽寺方面へ歩くと『力餅家』という和菓子屋があります。
お土産に権五郎力餅を頂きました。美味でした。
神社情報
- 住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9
- アクセス:江ノ島電鉄長谷駅から徒歩5分
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本覚寺、長谷寺、宝戒寺、江島神社、鶴岡八幡宮、浄智寺、妙隆寺、御霊神社
八つの寺社で一年を通して頂くことができます。