山梨県甲州市：塩山(えんざん)向嶽寺(こうがくじ)のご朱印

塩ノ山は塩山市街地の中央に位置する狐山で、標高554.7メートルです。
名前の由来は平地にポツリとあるので、
「四方からみえる山ーしほうのやま」からきているといわれています。
抜隊得勝(ばっすいとくしょう)禅師が向嶽庵を開山した際、
「しほのやま」に「塩山」の字を充て、音読みである「えんざん」を山号としました。

康暦二年(1380年)に甲斐国守護の武田信成から寄進された塩ノ山に移り、
向嶽庵と号しました。

県道38号線塩山勝沼線を恵林寺方面に向かう途中に、大きな門と寺標が見えます。

室町時代の四脚門です。左右には土塀が伸びています。常に閉じていて、
境内に入るには右側の通用門から入りました。

ひょうたんの形をしています。丁度くびれの部分に屋根付きの木の橋が架かっています。

仏殿と開山堂が一体となった独特な建物です。天明七年(1787年)に再建されました。

ご朱印は庫裡で頂きました。

境内には秋葉神社があります。

通常非公開の方丈に入る門です。