神奈川県横浜市:関東のお伊勢さま:伊勢山皇大神宮のご朱印

横浜総鎮守:伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)

JR桜木町駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
近くには井伊直弼立像のある掃部山公園(かもんやま)などがある高台にあり、
風光明媚な場所にある神社です。『関東のお伊勢さま』として親しまれています。

二ノ鳥居

銅製の神明鳥居で、昭和四十五年(1970年)創建百年を記念して建立されました。

伊勢山皇大神宮の場合、本殿に近い鳥居から「一ノ鳥居」「二ノ鳥居」と呼ばれています。

由緒

神奈川県の宗社で、横浜の総鎮守とされています。

明治三年神奈川県知事国に建白書を送り、社殿を始め境内の整備が開始されました。
この時地名が、『野毛山』から『伊勢山』へと変えられました。

御祭神

御祭神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

一ノ鳥居

伊勢神宮と同じ神明鳥居で、台湾ヒノキの素木(しらき)作られています。
昭和五十五年(1980年)創建百十年を記念して改築されました。

大注連柱(しめばしら)

大注連柱は当時の大遊郭・双葉楼より奉納されました。
東日本の注連柱としては最大級のもので、関東大震災にも耐え抜き
往時の姿とどめています。

拝殿

創建当時の社殿関東大震災で倒壊しましたが、昭和三年に復旧されました。
現在の社殿三代目で、平成三十年の秋に竣工したものです。

社殿神明檜造で、屋根千木(ちぎ)鰹木(かつおぎ)特徴です。

本殿

本殿は、伊勢神宮第六十一回式年遷宮の際、
西宝殿(内宮)譲与され、平成三十年十月移築竣功しました。

杵築宮(きづきのみや)・子之大神(ねのおおかみ)

令和五年約九十年ぶり社殿が改築され、伊勢神宮外宮様式となっています。

大神神社(おおみわじんじゃ)

磐座(いわくら)と呼ばれる古代の祭祀場の姿が再現されています。
令和六年三月に新たに三ツ鳥居建てられました。

燈台(照四海)

大正十五年に建てられた高さ六メートル常夜灯です。
関東大震災で倒壊した以前の照四海は、灯台として船が目印にしていたそうです。

創建百五十年記念植樹:シドモア桜

明治四十五年横浜の港から日米友好の証としてワシントンへ旅立った三千本の桜苗木が、
平成三年日本に里帰りを果たしました。ワシントンでの植樹尽力した女性の名から、
『シドモア桜』呼ばれています。

皇紀2600年県知事の献木

昭和十五年皇紀二千六百年記念し、当時の飯沼一省神奈川県知事献木した樫です。

明治十年西征陣亡軍人之碑

明治十二年建立された高さ約七・四メートルは、
西南戦争での神奈川県内戦没者慰霊碑です。

一ノ鳥居・二ノ鳥居(紅葉坂方面)

神社北側の紅葉坂方面にも鳥居があります。

社号標

昭和四十八年に当時の氏子総代丸山東作氏により、鎮座百年を記念奉納されてものです。高さ台座を含めて三メートルあります。
社号は当時の伊勢山皇大神宮総裁で、明治天皇第九皇女東久邇聡子氏によるものです。

蒋公頒徳碑

昭和六十一年神奈川県日華親善協会により、初代中華民国総統であった、
蒋介石顕彰建立されました。昭和二十年日本の戦後処理の際に布告された、
『以徳報怨(怨に報いるに徳を以ってせよ)』記されています。

伊勢山皇大神宮のご朱印

平成二十一年拝受:ご朱印

平成二十九年拝受:ご朱印

令和六年拝受:夏詣・ご朱印

令和六年拝受:杵築宮子之大神・ご朱印

8月1日~8月31日まで頒布されるご朱印を頂きました。

神社情報

  • 住所:横浜市西区宮崎町64番地
  • アクセス:桜木町駅より徒歩10分・みなとみらい駅より徒歩15分
  • HP:http://www.iseyama.jp/

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