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日蓮聖人辻説法跡・本興寺:辻の薬師
本興寺(ほんこうじ):由緒
『辻の本興寺』と呼ばれ、延元元年(1336年)に日蓮の門弟「九老僧」の一人、
天目により建立されました。
慶長十三年(1608年)に日経が、禁止されている不受不施(ふじゅふせ)を説いた為、
江戸幕府により京都六条河原にて耳・鼻削ぎの刑に処せられ、
関連寺院が取り潰される『慶長の法難』に遭いました。
寛文十年(1670年)に比企谷妙本寺歴代照播院日逞上人が、
日蓮聖人辻説法旧地の衰退を嘆き、寺門の復興を願い、徳川家より寺領の寄付を受け、
辻の旧地に本興寺が復興されました。
日蓮聖人辻説法跡:石碑
山門前左には『日蓮聖人辻説法跡』の石碑がありますが。
本興寺の他にも小町大路の小町二丁目にも日蓮上人辻説法跡があります。
本興寺山門
本興寺情報
- 住所:神奈川県鎌倉市大町2-5-32
- アクセス:JR鎌倉駅徒歩約10分
辻の薬師
大町四つ角交差点から小町大路を材木座方面に向かうと、
横須賀線踏切手前に小さなお堂があります。
辻の薬師
建久元年(1190年)に源頼朝が二階堂に建立した東光寺の境内にあったものといわれます。
その後宝永元年(1704年)に薬師堂は大町名越御嶽の長善寺に移され、
後に大町辻に移されました。明治期の横須賀線敷設に伴い、現在地に移設されました。
堂の中には薬師三尊像や十二神将像等が安置されています。
辻の薬師:情報
- 住所:神奈川県鎌倉市大町2-4
- アクセス:JR鎌倉駅徒歩約12分
材木座公会堂
材木座公会堂:国登録有形文化財
小町大路沿いにある九品寺の近くに材木座公会堂があります。
大正七年(1918年)当時の材木座の住民333名の寄付による資金と地元の宮大工の手によって、
地域の為の講堂と防災防水の拠点として建てられました。
関東大震災にも壊れず、地元の救護所として復興の拠点となりました。
材木座公会堂:情報
- 住所:神奈川県鎌倉市材木座4-4-26
- アクセス:JR鎌倉駅下車逗子郵便局行きバス乗車九品寺バス停下車約1分
鎌倉市農協連即売所(通称:レンバイ)
鎌倉市農協連即売所
若宮大路を海岸に向かい、横須賀線の高架近くに、
『鎌倉市農協連即売所』という建物がありました。“レンバイ”の名で有名です。
鎌倉市農協連即売所:歴史
昭和三年に発足しました。昭和の初めに外国人牧師から、
『ヨーロッパでは、農家が自分で生産した野菜等を決めた日に決めた場所で、
直接消費者に売っている』という話を聞いたのがきっかけといわれています。
当時農村は不況で、自立するためには、生産するだけでなく、
直売体制をつくることが必要という事で生まれました。
地元鎌倉のシェフなどプロの他にも、一般客も気軽に立ち寄ることができます。
色鮮やかな“鎌倉野菜”を買う事が出来ます。
鎌倉市農協連即売所:情報
- 住所:神奈川県鎌倉市小町1-13-10
- アクセス:JR鎌倉駅徒歩約4分
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