神奈川県鎌倉市:坂東三十三観音霊場第一番札所:杉本寺のご朱印

鎌倉三十三観音霊場第一番札所:鎌倉二十四地蔵尊霊場第四番・六番札所:杉本寺

坂東三十三観音霊場

坂東三十三観音霊場

源頼朝によって発願され、源実朝が西国霊場を模範として札所を制定しました。
全行程は1,300㎞です。
室町時代には『西国三十三観音霊場』『秩父三十四観音霊場』と合わせて、
『百観音巡礼』が行われるようになりました。

坂東三十三観音霊場は専用の御朱印帳でお参りさせて頂きました。

鎌倉三十三観音霊場

鎌倉三十三観音霊場

大正から昭和初期に設定されました。
江戸時代に成立した『鎌倉郡三十三箇所』を元にしたといわれています。

専用の御朱印帳はありませんので、第一番札所杉本寺で無地のご朱印帳を購入し、
鎌倉三十三観音霊場専用としました。

鎌倉二十四地蔵尊霊場

鎌倉二十四地蔵尊霊場

明治の廃仏毀釈などで失われる地蔵尊を憂い、
明治三十四年(1901年)より各所を捜索し、
大正六年(1917年)成立したといわれています。

鎌倉二十四地蔵尊霊場には専用の御朱印帳ありませんでしたので、
寺院用御朱印帳にご朱印を頂きました。

由緒

天平六年(734年)光明皇后の御願により、
藤原房前(ふじわらのふささき)行基菩薩によって建立されました。

御本尊は天平六年(734年)行基作仁寿元年(851年)慈覚大師円仁作
寛和二年(986年)恵心僧都源信作三体の十一面観音像です。

鎌倉時代の火災時御本尊自ら庭内の大杉の下に火を避けられたので、
『杉の本の観音』と呼ばれたそうです。

建久二年(1191年)源頼朝が参拝の際、
御前立十一面観音像寄進したとされます。

背後にはかつて杉本城があり、
南北朝時代足利方斯波家長(しばいえなが)が、
南朝方の北畠顕家に攻められて、杉本寺で自害しています。

参道階段

拝観料は、一般(高校生以上)300円、中学生200円、小学生100円でした(令和四年四月当時)

山門

18世紀半ば頃、江戸時代建立といわれています。

苔の階段

苔の階段は現在は立入禁止となっています。

本堂(観音堂)

棟札より、延宝六年(1678年)建立とわかりました。

大蔵弁財天

地蔵尊(六地蔵など)

権現堂

『白山大権現』『熊野大権現』が祀られています。

本堂からの景色

本堂からは衣張山(きぬはりやま)の景色が見えます。

杉本寺のご朱印

平成十七年拝受:坂東三十三観音霊場第一番札所:ご朱印

平成十五年拝受:坂東三十三観音霊場第一番札所:ご朱印

坂東三十三観音霊場第一番札所:御詠歌

鎌倉三十三観音霊場第一番札所:ご朱印

鎌倉二十四地蔵尊霊場第四番札所:ご朱印

鎌倉二十四地蔵尊霊場第六番札所:ご朱印

寺院情報

  • 住所:神奈川県鎌倉市二階堂903
  • アクセス:JR鎌倉駅下車 京急バス 4番乗り場『杉本観音』下車徒歩1分
  • HP:https://sugimotodera.com/

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