神奈川県横浜市金沢区:源頼朝の異母弟・源範頼ゆかりの地:金沢薬王寺のご朱印

源範頼(みなもとののりより)公供養塔:金沢薬王寺(やくおうじ)

境内

参拝時は令和四年(2022年)の大河ドラマ、
『鎌倉殿の13人』にちなんだのぼり旗がありました。

源範頼(みなもとののりより)

源範頼

源義朝六男鎌倉幕府初代将軍源頼朝異母弟になります。
蒲冠者(かばのかじゃ)・蒲殿(かばどの)と呼ばれています。
頼朝の代官として、源義仲平家討伐に赴き、源義経とともに打ち破りました。
建久四年(1193年)頼朝謀反の疑いをかけられ、修善寺に流されました。

修善寺日枝神社の境内にあった信功院幽閉されていたのを、
梶原景時討伐され、亡くなったといわれますが、
修善寺から逃れたという伝説もあります。享年四十四です。

源範頼公供養塔

境内には源範頼公供養塔がありました。
伊豆の修善寺には墓所があります。

由緒

鎌倉時代の初め鎌倉幕府初代将軍源頼朝異母弟である源範頼別邸跡に、
範頼の死後、その霊を弔うために三愈山遍照坊建立されました。

室町時代の中頃尊誉法印復興し、薬王寺と改められました。

ご本尊範頼の念持仏である薬師瑠璃光如来で、行基作と伝わります。

文化財案内

『絹本著食 種子両界曼荼羅図』仏像のかわりに、
それを象徴する種子(諸尊を表す梵字)で表され、この時代のもとは関東では珍しいそうです。

本堂

本堂安政年間に焼失し、仮本堂のままでしたが、昭和二十二年に再建されました。

鐘楼堂

境内にある鐘楼堂天保十一年に建立されました。

金沢薬王寺のご朱印

令和四年拝受:ご朱印

寺務所

ご朱印寺務所で頂きました。称名寺赤門からも入ることができます。

寺院情報

  • 住所:神奈川県横浜市金沢区寺前2-23-52
  • アクセス:京急金沢文庫駅下車徒歩約15分

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