六斎堂(ろくさいどう)
狭山(さやま)三十三観音霊場
狭山(さやま)三十三観音霊場


第一番札所の山口観音金乗院で専用の御朱印帳を購入しました。
由緒
創立年記は明確ではないですが、「狭山三十三観世音巡礼記(文化二年:1805年)」によると、
当時は六観音が祀られていたようです。
六斎とは、毎月8・14・15・23・29・30日は「斎戒謹慎」し、
善心を起こすべき日とする民衆教化の宗教行事でした。
六斎の守り本尊として六観音が祀られていたと推測できます。

その後無住の状態が続き、昭和十七年一月に山口観音金乗院に所属となります。
六斎堂

県道55号線沿いの墓地の中に、六斎堂がありました。
昭和五十年代に檀信徒により現在のお堂が再建されました。

六斎堂のご朱印
狭山三十三観音霊場第三番札所:ご朱印


寺院情報
- 住所:埼玉県所沢市上山口1642
- アクセス:西武狭山線西武球場前駅徒歩約12分
ご覧頂きましてありがとうございます。
狭山三十三観音霊場は、
所沢市・東村山市・東大和市・武蔵村山市・瑞穂町・入間市の六市町にわたって、
多摩湖・狭山湖の周りを「の」の字を描くように点在しています。
天明八年(1788年)の開創と伝えられます。
秩父三十四観音霊場・武蔵野三十三観音霊場と合わせて、
『武蔵の国百観音』と呼ばれています。