東京都港区:全国東照宮めぐり:芝東照宮のご朱印

増上寺社殿:芝東照宮(しばとうしょうぐう)

全国東照宮めぐり

全国東照宮めぐり

昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。

全国東照宮めぐり:御朱印帳

由緒

元々は増上寺社殿のひとつでした。

徳川家康還暦の時に自らの像を刻ませた、等身大『寿像』を祀る安国殿が、
芝東照宮の起源です。
元和三年(1617年)増上寺の境内創建されました。

駿府城から移築された『惣門』と、福岡藩主黒田忠之寄進した鳥居
本殿の周囲に拝殿唐門透塀が造営され、豪奢な社殿が整いました。

明治の神仏分離により芝東照宮となりました。

社殿

社殿や境内の建造物は、太平洋戦争の空襲で、
寿像御神木のイチョウを残して焼失しました。

昭和四十四年(1969年)に現在の社殿は再建されました。

御神木:大イチョウ

天然記念物の大イチョウは、寛永十八年(1641年)安国殿の再建に際し、
江戸幕府三代将軍徳川家光が植えたと伝えられています。

鳥居

境内

社殿の後ろはザ・プリンスパークタワー東京東京タワーがあります。
境内では猫がのんびりくつろいでいました。

芝東照宮のご朱印

平成二十六年拝受:ご朱印

平成二十九年拝受:ご朱印

神社情報

芝東照宮周辺

芝公園:銀世界の梅

芝公園にある梅林は、江戸時代に『梅屋敷銀世界』として、
新宿角筈(つのはず:現・西新宿三丁目)にあった梅に由来します。

明治四十一年~四十二年ごろ16号地グランド西側に移植されましたが、
首都高速芝公園ランプ建設に伴い、昭和四十一年にこの一号地に移されました。

銀世界の梅は、当時梅屋敷に咲く白梅のようすからその名がつけられ、
市民に親しまれていました。

芝公園:丸山貝塚

平成八年(1996年)に公園内の工事の際に良好な貝層が発見された為、
翌年範囲等の確認調査が行われました。
縄文時代中期末から後期の可能性が高いと考えられます。

もみじの滝

東京タワーの東側にあるもみじ谷にはもみじの滝があります。

日本初のランドスケープデザイナー長岡安平の設計により、
明治三十八年(1905年)築造されました。

明治期のもみじの滝

如意輪観世音

もみじ谷は増上寺の飛び地で、かつて増上寺の境内でした。
説明板などはありませんでしたが、如意輪観世音が祀られていました。

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