これまでに参拝しました全国の七福神めぐりの寺社をまとめてみました
七福神めぐり
七福神めぐりは、正月の風習の一つとなっています。
東京都の七福神めぐり
元祖山手七福神(がんそやまのてしちふくじん):東京都港区・目黒区
港区と目黒区の六ヶ所のお寺を巡る江戸時代から続く七福神です。
元祖山手七福神は専用の御朱印帳はありませんが、色紙へ頂くこともできます。
ご朱印は通年頂く事が出来ます。
日本橋七福神(にほんばししちふくじん):東京都中央区
東京都中央区にある神社を巡拝します。七福神のご朱印は通年頂けます。
昭和二十五年頃に元伯爵の有馬頼寧(ありまよりやす)の発案で始まり、
一時中断しましたが、昭和五十一年に再興されました。
浅草名所七福神(あさくさなどころしちふくじん):東京都台東区
浅草名所七福神には九つの寺院と神社があります。
『九は数の極み、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩(あつまる)であり、
又、天地の至数、易では陽を表す』という故事に由来したものです。
下谷七福神(したやしちふくじん):東京都台東区
東京都台東区の七つの寺社を巡るもので、昭和五十二年から始まりました。
ご朱印は1月1日~15日まで頂けます。
雑司が谷七福神(ぞうしがやしちふくじん):東京都豊島区
雑司が谷七福神は、町おこしのため、南池袋一丁目町会長の渡辺隆男氏が、
平成二十二年(2010年)に『雑司が谷七福神の会』を結成したことにはじまりました。
小石川七福神(こいしかわしちふくじん):東京都文京区
古くは江戸七福神に数えられていた福聚院の大黒天や、
かつて小石川後楽園にあり、今は東京ドームに再び祀られるようになった福禄寿など、
古くから小石川界隈に祀られていた七福神に、
男弁財天を加えた八ヶ所の小石川七福神として、平成五年(1993年)に始まりました。
港七福神(みなとしちふくじん)めぐり:東京都港区
昭和八年(1933年)発足の『麻布稲荷七福神詣』が始まりとなります。
戦争の影響で昭和十五年(1940年)に中断しましたが、
昭和四十一年(1966年)に『港七福神めぐり』として再編されました。
元旦から成人の日までの期間のみご朱印が授与されます。
新宿山ノ手七福神めぐり:東京都新宿区
昭和初期に創設されたと伝えられています。徒歩で約7キロのコースになります。
七福神のご朱印は通年頂く事が出来ます。
埼玉県の七福神めぐり
武蔵野七福神(むさしのしちふくじん):埼玉県飯能市・所沢市・入間市
武蔵野七福神は埼玉県の飯能市、所沢市、入間市にかけて、
六つの寺院と一つの神社で構成される埼玉県で最も古い七福神札所です。
昭和六年に発足し、十三年よりお参りが始まりました。
初詣参拝受付期間は毎年1月1日から10日頃までですが、
年間を通して参拝が可能です。
小江戸川越七福神めぐり:埼玉県川越市
昭和六十一年に小江戸川越七福神霊場会が発足しました。
全行程六㎞で、徒歩でも半日で廻ることができます。
ご朱印は通年頂く事ができます。
神奈川県の七福神めぐり
江の島七福神:神奈川県鎌倉市・藤沢市
江の島七福神巡りが始まったのは昭和五十七年のお正月からです。
八つの寺社で一年を通してご朱印を頂くことができ、専用の御朱印帳があります。
ご覧頂きましてありがとうございます。
七福神めぐりは江戸時代に成立したといわれています。
参拝することで、不老長寿、商売繫盛、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、家内安全、
などの御利益があるとされています。
●恵比寿神:豊漁、商売繫盛、除災招福の神様
●大黒天:五穀豊穣、子孫愛育の神様
●毘沙門天:武道成就、開運厄除、大願成就の神様
●弁財天:恋愛成就、学問技芸成就の神様
●布袋尊:家庭円満、家運隆盛の神様
●福禄寿:幸福長寿の神様
●寿老人:無病息災、延命長寿の神様
七福神めぐりの霊場は、日本全国で200とも300ともあるといわれています。