静岡県伊豆市:源範頼ゆかりの地:修善寺日枝神社のご朱印

梶原景時ゆかりの地:修善寺日枝神社

源頼朝の異母弟:源範頼ゆかりの地

源範頼(みなもとののりより)

源義朝六男鎌倉幕府初代将軍源頼朝異母弟になります。
蒲冠者(かばのかじゃ)蒲殿(かばどの)と呼ばれています。
頼朝の代官として、源義仲平家討伐に赴き、源義経とともに打ち破りました。
建久四年(1193年)に頼朝に謀反の疑いをかけられ、修善寺流されました。

日枝神社の境内にあった信功院幽閉されていたのを、
梶原景時に討伐され、亡くなったといわれますが、
修善寺から逃れたという伝説もあります。

鎌倉幕府有力御家人:梶原景時ゆかりの地

梶原景時

梶原氏坂東平氏の流れを組む鎌倉氏一族です。
源頼朝が平家打倒の兵を挙げた時、
最初は同族である大庭景親(おおばかげちか)とともに、
石橋山の戦いで頼朝の軍を打ち破りましたが、
山中に隠れる頼朝らを見逃したという故事があります。
その後頼朝に帰伏し、鎌倉幕府有力御家人の一人となりましたが、
他の御家人から排除され、一族は滅亡しました(梶原景時の変)

信功院幽閉されていた源範頼討伐しました。

日枝神社の境内に梶原景時パネルがありました。

信功院跡

修禅寺八塔司(はったっす)の一つである信功院がありました。
庚申塔文政元年(1818年)建立されたものです。

建久五年(1194年)梶原景時率いる五百騎不意打ちに合い、
源範頼防戦の末自害したといわれています。

由緒

修禅寺鬼門にあたり、弘法大師空海建立したと伝わる鬼門鎮守山王社でした。
境内には信功院がありました。

信功院は後に庚申堂となりますが、現在は庚申塔一基残るのみです。

日枝神社にまつわる良縁子宝神話があります。

社標

修善寺温泉バス停から修禅寺に向かう道沿いにあります。
階段の先に社殿があります。

社殿

夫婦杉

樹齢八百年大杉になります。

日枝神社のイチイカシ

高さ二十五メートルあります。九州地方に生育する木で、
伊豆地方には珍しいそうです。

修善寺日枝神社のご朱印

平成二十六年拝受:ご朱印

御祭神大山咋神(おおやまくいのかみ)が書かれています。

令和四年拝受:ご朱印

神社情報

  • 住所:静岡県伊豆市修善寺826
  • アクセス:伊豆箱根鉄道修善寺駅下車修善寺温泉行バス終点下車徒歩1分

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