光圀公と斉昭公を祀る神社:常盤神社(ときわじんじゃ)
茨城十二社
茨城十二社:御朱印帳
御祭神
徳川光圀公(義公)
徳川斉昭公(烈公)
由緒
明治初年に義公・烈公の徳を慕う人等によって、水戸偕楽園内に祠堂が建立され、
明治六年(1873年)に勅旨をもって常盤神社の社号を賜りました。
明治十五年(1882年)に別格官幣社に列格されました。
鳥居(駅方面)
鳥居(駐車場方面)
鳥居(境内)
社殿
昭和二十年に戦災によって本殿以下焼失しましたが、
昭和三十三年に現在の社殿が完成しました。
備前焼狛犬一対
明治八年(1875年)八月に東茨城郡小川村(現・小見玉市)の、
伊能林兵衛・新兵衛が願主となり奉納された一対の備前焼の狛犬がありました。
同じ一対の狛犬は大洗磯前神社にも奉納されています。
復活のパワーにあやかれる楠
万世に伝う碑
仰景碑(けいこうのひ)
末社 三木神社
三木之次命(みきゆきつぐのみこと)
三木武佐命(みきむさのみこと)
徳川光圀は水戸藩家老三木邸で誕生し、幼少のころは三木夫妻に慈育されていました。
徳川光圀誕生の地には『水戸黄門神社』が建立されています。
(水戸黄門神社の詳細は下記から)
子孫の三木啓次郎氏は、松下電器創業者松下幸之助氏が苦労していた若い頃に、
援助をされたというご縁から、社の鎮座の際は、
松下幸之助氏が多額の浄財が奉納されたそうです。
この縁から時代劇『水戸黄門』は、松下電器(パナソニック)の提供となっているそうです。
末社 常盤稲荷神社
常盤神社のご朱印
常盤神社:ご朱印
令和三年拝受:ご朱印
神社情報
- 住所:茨城県水戸市常盤町1-3-1
- アクセス:JR水戸駅北口より偕楽園行きバス15分
- HP:http://komonsan.jp/
常盤神社周辺
偕楽園駅(臨時駅)
偕楽園駅は梅まつりの期間中の土曜・休日の下り列車(水戸方面)のみ停車します。
偕楽園
常盤神社から末社 東湖神社を通り進むと、偕楽園の東門につながります。
大日本史完成の地の碑
徳川光圀が編纂に着手した『大日本史』は実に二百五十年を経て、
明治三十九年に三百九十七巻の完成をみました。
常盤神社からイチョウの葉の通り道を歩くと碑にたどりつきます。
ご覧頂きありがとうございます。
茨城県にある十二社を巡るものです。御朱印帳は笠間稲荷神社で頂けます。
専用のご朱印帳ではありませんので、ご朱印は十二社以外の神社でも頂けます。