埼玉県比企郡吉見町:源頼朝弟・源範頼ゆかりの寺院:息障院(ご朱印無し)

源範頼館跡:息障院(そくしょういん)

源範頼(みなもとののりより)

源範頼

源義朝六男鎌倉幕府初代将軍源頼朝異母弟になります。
蒲冠者(かばのかじゃ)蒲殿(かばどの)と呼ばれています。
頼朝の代官として、源義仲平家討伐に赴き、源義経とともに打ち破りました。
建久四年(1193年)に頼朝に謀反の疑いをかけられ、修善寺流されました。

源範頼館跡

山門の西側には堀や土塁の痕跡が見えます。

2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』幟(のぼり)が立っていました。

由緒

開創天平年中(730年頃)行基によるといわれています。
また大同年中(806年頃)坂上田村麻呂開基によるとも伝えられています。

元々は坂東三十三観音霊場第十一番札所安楽寺の隣にあり、
同じ『岩殿山』の山号を有し、一つの大伽藍を形成していました。

天慶の乱の際に平将門調伏(ちょうぶく)の護摩を修し、その功により朝廷から、
「障りを息(や)めさせる」という意味が込められた『息障院』院号が与えられました。

応永年間(1394年~1428年)良慶再興した際に、
源範頼の館跡であった現在地に移転しました(安楽寺より徒歩約18分)

山門

山門のそばにある石碑には『源範頼館跡』と書かれています。

本堂

御本尊不動明王坐像となります。

境内

鐘楼堂

天満宮

地蔵堂

慈母観音・弘法大師御修行像

寺院のお言葉

寺院情報

  • 住所:埼玉県比企郡吉見町御所146-1
  • アクセス:関越自動車道東松山インターより車で約18分

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