栃木県足利市:足利総鎮守:總社八雲神社のご朱印

名曲『渡良瀬橋』の舞台:總社八雲神社(そうじゃやぐもじんじゃ)

鳥居

由緒

日本武尊が東征の途中に、
当地に出雲大社御祭神勧請したのが創建といわれています。

貞観十一年(869年)清和天皇は、
京都の八坂神社、愛知の津島神社とともに、
勅願所に定め、疫病退散国家安泰を祈らせました。

応徳元年(1084年)足利氏の祖
源義国足利荘に下向の際に太刀を寄進し、
足利郡・梁田郡六十六郷総鎮守と定めました。

平成二十四年(2012年)火事で焼失しましたが、
平成二十九年(2017年)復元された新社殿竣工されました。

社殿

八雲神社再建にあたり、伊勢神宮式年遷宮のおり、
月讀荒御魂宮』の本殿幣殿一式と、
瀧原宮』の一部を譲り受け移築されました。
お社がそのまま移築されることは極めて稀なことのようです。

主祭神

主祭神

素戔嗚男尊(すさのおのみこと)

森高千里さんの名曲『渡良瀬橋』の舞台

1993年発売された、森高千里さん17枚目のシングル曲
渡良瀬橋』の舞台となっている渡良瀬橋が近くにあり、
境内には森高千里さんの記念植樹の藤があります。

『渡良瀬橋』の歌碑

近くの渡良瀬川沿いには、『渡良瀬橋』の歌碑があります。
ボタンを押すと『渡良瀬橋』の曲が流れるようになっています。
八雲神社から歩いて約1.2㎞のところにあります。

旧足利東映プラザ劇場

近くには映画のロケにも使われた、『旧足利東映プラザ劇場』がありました。
現在は映画館としては営業していませんが、
映画のロケイベント会場として使われています。

2018年公開の映画今夜、ロマンス劇場で』の舞台となりました。

蔦が覆っている感じがとても良いです。
昭和の懐かしい雰囲気がとても良く出ています。

下馬橋(げばばし)古址

昔この辺りに蓮池があり橋が架かっていました。足利両崖山城主藤原家綱は、
同僚の讒訴(ざんそ)により九州筑紫に流罪となりました。
家綱は帰郷を願い太宰府天満宮に祈り、寛仁三年(1019年)許されました。

足利に戻った家綱は、天神様を祀り朝廷の勅使として中御門大納言が都から下向しました。

家綱はこの橋で馬から下りて勅使を迎えたことから、
『下馬橋(げばばし)』と呼ぶようになりました。
勅使は八雲神社(牛頭天王)参拝に来たとも考えられます。

総社八雲神社:ご朱印

総社八雲神社:ご朱印

日本最古の和歌

神社情報

  • 住所:栃木県足利市緑町1-3776
  • アクセス:JR両毛線足利駅徒歩30分
         東武伊勢崎線足利市駅徒歩25分
  • HP:https://yagumojinjya.com/index.html

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