【史跡訪問】東京都豊島区:豊島長崎の富士塚

長崎富士:高松富士浅間神社:富士塚(ふじづか)

富士塚(ふじづか)

富士塚

富士信仰に基づいて、富士山に模して造られた山や塚のことです。
江戸時代に始まったもので、特に関東地方の神社に多く見られます。
既に存在する丘や古墳を転用して富士山に見立てたものや、
富士山の溶岩積み上げたものがあります。
浅間神社の境内にあり、富士塚の山頂にも浅間神社奥宮が設けられています。

由緒

文久二年(1862年)に、富士講の一つである、
豊島郡長崎村月三椎名町元講によって築造されたと考えられます。

高さ約8メートル直径約21メートルで、表面富士山の溶岩でおおわれています。

国指定重要有形文化財:豊島長崎の富士塚

令和五年の山開き前に訪問しました。令和五年の山開き七月一日と二日でした。
四年振りのお山開きでした。

東京都区内にある富士塚の中では、原形を最もよく保たれており、
庶民信仰の様相を示すものとして、国の重要有形文化財指定されています。

高松富士浅間神社

かつてはお焚き上げが行われていたようです。
ご朱印の授与は無いようです。

豊島長崎の富士塚情報

  • 住所:東京都豊島区高松2-9-3
  • アクセス:西武有楽町線千川駅徒歩約8分

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