東京五社:武蔵総社:大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
全国東照宮めぐり
昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
『全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年の徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
『全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。
全国東照宮めぐり:御朱印帳
御祭神
大國魂大神(おおくにたまのおおかみ) : 出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)と同一神
由緒
景行天皇四十一年(111年)に創立されました。
武蔵国国府がこの地に置かれてからは、
国司が代々奉仕するようになりました。
武蔵国内の神社を集めお祀りしたことから、
武蔵総社と呼ばれています。
左右の相殿に武蔵国内の著名な六社を合祀したので、
六所宮とも称されます。
源頼朝や徳川家康も篤く崇敬し、社殿を造営しました。
正保三年(1646年)に類焼により社殿が焼失しましたが、
寛文七年(1667年)に江戸幕府四代将軍の徳川家綱の命により、
社殿が造営され、現在に至ります。
拝殿
現在の拝殿は明治十八年に改築されたものです。
内部で拝殿と幣殿に分かれています。
本殿
昭和三十七年に東京都有形文化財に指定されています。
大鳥居
昭和二十六年(1951年)に奉納されました。
御影石製では日本一といわれています。
鳥居
府中本町駅方面の鳥居となります。
馬場大門欅並木(ばばだいもんけやきなみき)
源頼義、義家父子が奥州征伐(前九年の役)の途中に戦勝祈願をし、
勝利の凱旋の時に御礼詣りで欅を千株を植えたのが始まりと伝えられています。
現在の欅並木は天正十八年(1590年)に徳川家康が江戸に入った後、
慶長年中(1596年~1615年)に二筋の馬場を寄進し、
両側に土手を築いてその上にケヤキの苗を植えたのが始まりです。
源義家像
平成四年に建立されました。
軍艦多摩戦没者慰霊碑
第二次世界大戦時に沈没した、
軽巡洋艦『多摩』の戦没者を祀った慰霊碑です。
平成二十六年に『多摩沈没七十年』を機に建立されました。
手水舎
見事な彫刻は、
江戸彫工四代目の飯田勇次郎によるものだそうです。
随神門(ずいじんもん)
平成二十三年に改築されました。
中雀門(ちゅうじゃくもん)
明治維新百年の記念事業として、
昭和四十四年に現在のものに建て替えられました。
しだれ桜
水神社
創立年は不明ですが、
現在の社殿は嘉永二年(1849年)のものです。
深井戸を利用して地下水を竜頭口より流しています。
東照宮
江戸幕府二代将軍の徳川秀忠の命で造営されました。
徳川家康は今の府中本町駅付近に『府中御殿』を建て、
鷹狩りを行っていました。
また家康の死後、
棺が久能山より日光に遷される際、
国府の斎場に一夜逗留され、
その遺跡を後世に伝えるために造営されました。
平成二十六年に府中市指定有形文化財に指定されました。
大國魂神社のご朱印
平成二十一年拝受:ご朱印
平成二十六年拝受:ご朱印
平成二十九年拝受:ご朱印
令和三年拝受:ご朱印
神社情報
- 住所:東京都府中市宮町3-1
- アクセス:京王線府中駅徒歩5分
JR武蔵野線府中本町駅徒歩5分 - HP:https://www.ookunitamajinja.or.jp/
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日枝神社:東京都千代田区
明治神宮:東京都渋谷区
靖國神社:東京都千代田区
大國魂神社:東京都府中市
東京大神宮:東京都千代田区