東京都荒川区：浅草名所七福神・寿老人：石浜神社のご朱印

本殿は伊東忠太の設計で、昭和十二年に落成されました。
拝殿は昭和六十三年に落成されました。

奥州討伐の際は源頼朝が祈願し、戦勝の目的が果たされたので、
社殿を造営・寄進しました。

神社には珍しく神道式霊園を持っています。

かつて石浜城があった場所という説があります。
その他、待乳山聖天本龍院に付近にあったという説もあります。

隅田川沿いの橋場一帯は、風光明媚な地であったため、
著名人の屋敷が軒を連ねていました。
明治時代の政治家三条実美の別邸対鴎荘もその一つです。

その後多摩市連光寺に移築され料亭となりました。
老朽化が進み、荒れ果ててしまった対鴎荘は、
市議会で存続させるか取り壊すかで議論されましたが、結局取り壊されました。

『いつみてもあかぬ景色は隅田川 難美路の花は冬もさきつつ』
御見舞いの帰途に、伊達宗城邸で御休息の際、
隅田川の冬景色を見て詠まれた和歌です。

碑は隅田公園の中にあります。

現在は白髭橋(しらひげばし)がかかっています。