浅草酉の市起源発祥:下町八社福参り:鷲神社(おおとりじんじゃ)
由緒
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の際、この地にあった社で戦勝を祈願し、
帰途に社の松に武具の熊手をかけて勝ち戦を祝い、
お礼参りをしました。
その日が十一月酉の日であったので、
神社の例祭日と定めたのが酉の市になりました。
明治の神仏分離の際、長國寺から独立し鷲神社となりました。
現在でも『おとりさま』として崇敬を集めています。
御祭神
社殿
東京大空襲で社殿が焼失しましたが、戦後再建されました。
なでおかめ
社殿には『なでおかめ』がいらっしゃいます。
境内
浅草名所七福神(あさくさなどころしちふくじん)
東京下町八社福参り
渡殿
正岡子規句碑
樋口一葉玉梓(たまづき)の碑
師の半井桃水にあてた未発表の書簡だそうです。
樋口一葉文学碑
かつて近所に住んでいた樋口一葉は、
『たけくらべ』でも鷲神社酉の市の描写があり、
近くには樋口一葉の記念館もあります。
鷲神社のご朱印
平成二十二年拝受:ご朱印
令和二年拝受:ご朱印
令和のご朱印にはおかめの印が押されています。
令和四年拝受:ご朱印
浅草名所七福神:寿老人:ご朱印
神社情報
- 住所:東京都台東区千束3-18-7
- アクセス:東京メトロ日比谷線入谷駅徒歩8分
- HP:https://otorisama.or.jp/
鶯谷駅にある鷲神社の熊手
鶯谷駅南口改札にある鷲神社の熊手
JR山手線鶯谷駅南口改札には鷲神社の熊手がありました。
ご覧頂きましてありがとうございます。
天日鷲命(あめのひわしのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)