東京都台東区：坂東三十三観音霊場第十三番札所：浅草寺のご朱印

坂東三十三観音霊場は専用の御朱印帳でお参りさせて頂きました。

江戸三十三観音霊場は専用の御朱印帳はありませんでした。

浅草寺は第一番札所になります。

仲見世は、貞享二年(1685年)に設けられ、寺が近隣の住民に、
寺の清掃を行う代わりに、店を開くことを許可したものです。

御本尊の聖観世音菩薩が現れた場所で、草堂に祀られていたそうです。

天慶五年(942年)に平公雅(たいらのきんまさ)によって建立されました。

『駒形橋』の名前は、『駒形堂』が由来となります。

元禄五年(1692年)に駒形堂の地を、
『魚鳥殺生禁断の地』とする法度が出されました。

元禄六年に浅草寺第四世権僧正の宣存が願主となり、
戒殺碑が建てられました。

慶応元年(1865年)に焼失しましたが、
昭和三十五年(1960年)に鉄筋コンクリート造で再建されました。

雷門と大提灯は松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助が、
観音様に祈願した病気平癒の報恩により寄進したものです。

昭和三十九年(1964年)に鉄筋コンクリート造で再建されました。
実業家の大谷米太郎夫妻の寄進によるものです。

昭和二十年の東京大空襲までは、宝蔵門と同規模の大きさの仁王門が建っていました。

旧仁王門の礎石です。

慶安二年(1649年)に再建され、国宝に指定されていましたが、
昭和二十年の東京大空襲で焼失しました。
現在のお堂は昭和三十三年に鉄筋コンクリート造で再建されました。

再建の資金を得るために、二千四百坪の瓢箪池を江東楽天地などに売却しました。

天慶五年(942年)に平公雅によって創建され、その後徳川家光によって再建されました。
現在の五重塔は昭和四十八年に鉄筋コンクリート造で再建されました。

再建前の塔は寺の東側にありました。

現在元五重塔のあった場所には、石碑が建てられています。

慶安二年(1649年)に観音堂の西側に建てられた東照宮の隋身門と伝えられています。
浅草東照宮は元和四年(1618年)に建立されましたが、
寛永八年(1631年)と十九年の火災により焼失し、江戸城の紅葉山に移されました。

現在浅草神社には東照宮の御祭神の徳川家康が合祀されています。

現在の二天像は、昭和三十二年に寛永寺の厳有院殿(四代将軍徳川家綱)霊廟の、
勅使門から移されたものです。

漆塗りたての注意書きがありました。

安永六年(1777年)に寄付されたそうです。場所を変えずに今に至ります。

元和四年(1618年)に建立された浅草寺最古の建造物です。

平成六年に再建されました。十二支の護り本尊とされる諸仏を祀っています。

浅草名所七福神の大黒天も祀られています。

浅草寺のご朱印は全てこちらで頂きました。

昭和五十八年に再建されました。御本尊は白髪のため老女弁財天と呼ばれています。
浅草寺弁天堂は、関東三大弁財天のひとつと呼ばれています。

江戸三大名鐘のひとつ浅草寺時の鐘は弁天堂の境内にあります。

伝法院は浅草寺の貫主が居住する本坊の称号です。
安永五年(1776年)から六年に建築されました。

宝蔵門から右手に進んだところに安置されています。
濡れ仏の名で知られています。貞享四年(1687年)に奉納されました。

昭和二十九年に再建され、老朽化に伴い令和元年に新築されました。

大正八年に建立されました。
太平洋戦争中の金属供出により失われましたが、
昭和六十一年に十二世市川團十郎襲名を期に再建されました。

商店街の車止めも歌舞伎にちなんだものになっていました。