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洗い観音:高岩寺(こうがんじ)
JR山手線巣鴨駅から徒歩5分のところにある、
『おばあちゃんの原宿』で有名な巣鴨地蔵通り商店街を歩くと、
巣鴨とげぬき地蔵尊の高岩寺があります。
商店街入口には江戸六地蔵の眞性寺があります
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由緒
慶長元年(1596年)に扶岳太助が神田湯島に創建したのがはじまりです。
のち下谷屏風坂(現在の岩倉高等学校)に移りました。
明治二十四年(1891年)に巣鴨に移転されました。
とげぬき地蔵尊
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/由緒-11-scaled-1024x768.jpg?v=1646700909)
国指定登録有形文化財:本堂
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/本堂-8-scaled-1024x768.jpg?v=1646700918)
現在の本堂は昭和三十二年に建立された鉄筋コンクリート造です。
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/本堂重要文化財標-scaled-1024x768.jpg?v=1646700914)
山門
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/山門-3-scaled-1024x768.jpg?v=1646700950)
洗い観音
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/洗い観音-scaled-768x1024.jpg?v=1646700934)
石造の聖観音像です。明暦の大火で妻を亡くした檀家の屋根屋喜平次は、
供養の為、聖観世音菩薩を高岩寺に寄進しました。
自身の治したい部分を洗うと治るという信仰が、洗い観音の起源です。
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/洗い観音看板-scaled-768x1024.jpg?v=1646700928)
タワシで洗っていた先代の聖観世音菩薩の顔がすり減ってきたので、
平成四年に現在の聖観世音菩薩の開眼式を執行しました。
今はタワシではなく布で洗うようになりました。
小僧稲荷
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/小僧稲荷洗い観音-scaled-1024x768.jpg?v=1646700939)
三つ目小僧に化けて現れたタヌキを祀っているそうです。
境内
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/境内-7-scaled-1024x768.jpg?v=1646700955)
とげぬき地蔵尊高岩寺のご朱印
高岩寺:ご朱印
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2022/02/巣鴨とげぬき地蔵高岩寺ご朱印.jpg)
寺院情報
- 住所:東京都豊島区巣鴨3-35-2
- アクセス:JR山手線・都営三田線巣鴨駅徒歩5分
ご覧頂きましてありがとうございます。
とげぬき地蔵尊は、江戸時代に武士の田付又四郎の妻が病気で苦しみ、
夢枕に出た地蔵菩薩のお告げに従い、一万体の御影を隅田川に浮かべ祈ったところ、
妻の病が回復しました。
また毛利家の女中が針を誤飲した際、地蔵菩薩の御影を飲み込んだところ、
針を吐き出すことができて、御影に針が刺さっていたことから、
これが『とげぬき地蔵尊』の由来です。