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とうがらし地蔵:福聚院(ふくじゅいん)
幼稚園が併設されていて、境内は幼稚園の運動場になっていました。
小石川七福神
本堂
本堂には米俵が奉納されていました。
由緒
伝通院の塔頭の福聚院は安永三年(1774年)に豊誉霊応(れいおう)によって開山されました。
御本尊の大黒天は、近江国蒲生郡に安置されていたのを、
この地に移したのが始まりといわれています。
孝徳天皇の時代(645年~654年)に朝鮮半島から渡来したものといわれています。
とうがらし地蔵
明治時代に喘息(ぜんそく)の持病を持った唐辛子好きの老婆がいました。
医師から唐辛子を食べるのを止めるよう言われていましたが、
止められず、ついに亡くなってしまいました。
近所の人がこの老婆を憐れんで、地蔵を彫り、
老婆の好物の唐辛子を供えて、冥福を祈りました。
いつしかせき止めの願掛けをすれば治るといい、
願いがかなったお礼に唐辛子を供えるようになったといいます。
福聚院のご朱印
令和三年拝受:小石川七福神・大黒天:ご朱印
令和五年拝受:小石川七福神・大黒天:ご朱印
寺院情報
- 住所:東京都文京区小石川3-2-23
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線後楽園駅徒歩10分
都営地下鉄大江戸線春日駅徒歩10分
ご覧頂きましてありがとうございます。
古くは江戸七福神に数えられていた福聚院の大黒天や、
かつて小石川後楽園にあり、今は東京ドームに再び祀られるようになった福禄寿など、
古くから小石川界隈に祀られていた七福神に、
男弁財天を加えた八ヶ所の小石川七福神として、平成五年(1993年)に始まりました。
深光寺、徳雲寺、宗慶寺、極楽水、真珠院、福聚院、源覚寺、東京ドーム(福禄寿)